子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

言い訳はしないけども。

娘がクラスでトラブルを起こした。正確に言えば娘が友達の尻馬に乗った形で、ある男の子を悪口を手紙に書いちゃったらしい。

「ばか」って。

他は何も書いてない。先生にも確認したけど、何も書いてなかったらしい。他の子はまあ、それぞれに(数名)で思い思いの言葉を書き綴ったらしい。

それがたまたまか、どういう塩梅かわからないけど当事者の子の目に止まることとなって事態は大事に発展。

親御さんから謝罪要求があり、私も当然に謝って直接謝罪もさせてもらった。

娘もかなりの勢いでその親御さんには詰められていた。

やったことを考えれば親御さんの怒りもごもっともで、娘が他人に怒られるなんて滅多にないのだし、悪いことをした時にこれほどのインパクトになることを知る機会となったことだろうと思う。

親の私としても、子どもが加害者になった時、できることといえば...相変わらず性懲りも無く、愛す他にない。

というタガタメだなという何ともいえないずしんとした気持ちになったし、涙が止まらなかった。

だってさ、だれも加害者になったり被害者になったりする未来を想像してないというか、いろいろと普段考えていても現実に起きた時のショックってすごいなと思う。

誰かの愛する存在を傷つけることの罪深さや愚かさ。

将来、悪口を言われたお子さんに恋人ができた時、大事な友達ができた時、娘たちのしたことってすごく不快になる事柄だし、私はきっと、は?何それ許せないって思うだろうなと思う。

だから、本当に申し訳なくて心底謝りたいと思った。

 

で、その時にお母さんから言われたのは「8歳にもなって友達にそういう言葉を吐くとは、仕上がり具合としてどうかと思いますよ?」「って、主犯の子のお母さんには言いました」ってことだった。

まあ、それも私に言いたかったのかなと思うよ。わざわざ言ってきたのだから。

私も娘が友人の尻馬に乗って悪ノリでそういう暴言を手紙に書いちゃうのは幼いし、オイオイって思う。

だけどさ、仕上がってはないんだけどな、まだ。

 

子どもゆえの愚かさとでもいうか。子育ての集大成としての8歳じゃないから、やったことは完全にアウトなのだけど、今回のお子さんがこの先そうした悪さを絶対しない保証もないだろうに、子育ての仕上がりが悪いっていうのはなかなかハードルの高い話されてらっしゃる。

とついつい思ってしまった。

 

そんなこと、口が裂けても言えないしもちろん今回で言うと娘は全面的に悪いのだけども、ものすごく悪い教訓としてこの先、生涯娘が誰かを傷つけるような発言や行動をしてほしくないなと思う。

そんな完璧はできないけど、少なくとも「ちょっと考えればわかること」の不用意な発言や行動は気をつけていかないといけないな、と。私自身も当然そうだけども。