子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

人あたり

食あたりみたいな感じで人あたりしそうだわと時々思う。仕事が詰まっている今週、ドラマみたいな人たちと数多く出会った。

病院てつくづく不思議な場所だなと思う。

入院してくる理由、受診理由は人それぞれ。

主訴がなんだかわからない人もいるし、開けてはいけない闇を抱えている人もいる。お金のこと、家族のこと…。相談理由は様々だけど、お金の問題にはたいがいもっと違う何かが隠されていることがある。

最近思うのは、「人は依存しながら生きてる」ということ。

人に対する依存、もの(買い物や食べ物、アルコールなど)への依存などそれはみんな異なるし、家族との共依存とアルコールというのもある。

 

それが身体症状となって出てきて病院に運ばれてくる。抱えているものの根底には病気とまた異なる問題を抱えている人は多いなぁと思う。

 

多分、表に出ない(受診や入院に至らない)だけでそういう問題を抱えながらも生活している人は多いし、多少の問題があっても社会生活を営めている間には問題にならないことも多い。

 

そんな人たちとの連日の面談や名前の住所も年齢もわからない、身元確認できるものを何も持ち合わせていない、保護歴のない人が運ばれてきて、バタバタした1週間だった。

 

みんなそれぞれに想いがあって、これまでの人生があって、今があって。なんだかしみじみと考えさせられているんだけど、人数多すぎませんか?

そう思うほどに過去最多に一気に割り切れない思いを抱えた人だらけで、ただただお話を聴かせてもらうという1週間だった。

私だけかと思いきや他の相談員も似たり寄ったりで。

時期なのかしら。

晩夏にいろんなことが煮詰められてくるのかしら。

なんかやり残しだらけな気がするけど、子どもの宿題も溜まっているから見なくちゃ!