全然熱はない。
だけど急に熱のことを思い出した。息子がまだ1歳になる前のこと。熱も咳も鼻水も出ない日が一体どれくらいあったことだろうか。
気を抜くと38度台後半をよく叩き出していた。
咳は年がら年中続いていた。
保育園の連絡ノートは登園日がファイルされているのだけど、やたらとうすい。
この薄さこそ、保育園に通えた日の話。
私はといえば、転職したばかりで休むこともできずにバタバタと過ごしていた。母がずっと見てくれていた。
本当に感謝しかない。
その息子が3歳を境にスッと熱を出すことが減っていった。
折しも私が今の職場に移った頃。
それでも今の職場になってから2度ほど喘息で入院している。コロナになってからは1度だけ。
それでも熱はそれ以外で一度も出したことがない。
ワクチンはほぼ全部打っている。
娘が水疱瘡になった時も、息子はかからなかった。「今時の子はワクチンのおかげでうつらないんだよ」と小児科の先生に言われた。
できるだけ手は打っておきたい。
だけど、何よりもこの9年、娘がほとんど大きな病気も怪我もせずにここまで来られていることも貴重なことだと思う。
娘も赤ちゃんの頃は熱を出したけど週末が多かったなと思う。
親が仕事・仕事のせいで寝る時間が遅くなったり起きる時間が早くなったり、子どもなりに大変だろうかと思うけどよくぞ頑張っているなと思う。
発熱ってちょっとドキッとする。コロナに関係なく。
それも大きくなるたびに減っているってすごいな、子どもの成長。
そんなことをふと思う。