子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

幾つになっても子どもは子ども。

夕方、仕事帰りに歩いていると小学生くらいの女の子がいた。

「娘と同じくらいかな?」と反射的に思った。最近は6時半でも外は真っ暗でここから一人でおうちに帰るのだろうか?など老婆心がメラメラ。

女の子は自転車だったし、きっと安全に帰れるのだろうと思うけど、娘と同じ頃の子どもがいると、つい目に止まってしまう。

子どもがもっと小さかった時は、やっぱり子どもと同じくらいの子どもに目がいった。

 

すごく不思議だなって思う。

自分の子どもってもしかして15歳になったら中高生が、20歳になったら大学生くらいの人が、社会人になったらその世代の人たちのことが気になるんだろうな。

 

今はまだ高校生とか大学生にはパッと目がいかないし、一番世代的に遠く感じている。

だけどきっと子どもがそれくらいの年齢になったら気にするんだろうな。

 

今日は患者さんで90代の方が来ていた。

子どもの年齢はわからないけど、子どももメンタルの疾患があるとかで、「家事もあるし絶対入院できない。帰らなくちゃいけない。積極的な治療もしたくない」と帰っていった。

本当は入院適用レベルだったようだけども、きっと90歳になっても子どもが不安定だと親は心配になってしまう。それが親の性でもあるのかもしれないし、一歩間違えれば共依存にもなるのだろう。

 

そんなことを思うと、適切な距離というか親離れ子離れって大事。大事だけど、やっぱり心配は心配。

心配の上でどういうふうに行動するか?というのも大事で、その患者さんを見ていると子どものことも自分のことも大切にしてほしいなと思ったり。