どういうわけだか娘は塾が大好き。
先日、塾の面談があった。先生の評価としては「非常にですね、おとなしくて授業中もあまり発言をしない。自分なりに順番に問題を端から解いていきたいタイプですね」とのこと。まさしくその通りです。
間違っててもとにかく発言しようなどという気概はない。
なんなら「この1時間がぎゅっとじっとしてる間に過ぎて仕舞えばいいのに」とすら思ってないだろうかと思わせるような、おとなしさ。
下を向いてただひたすらにノートと教科書と向き合っている。熱心に集中しているというかは「目立たぬように」という意識が全身から発せられている。
そんな娘なのだが、実は塾が大好きで、飛び出していくほどハマっている。今習っているどんな習い事もよりもモチベーション高く、楽しく取り組んでいるのは間違いない。
「実はですね。唯一塾だけ自分からやりたいと言って、なんなら絶対にやめたくないし4年生になっても続けると言い張っておりまして」と先生に初告白したところ、言葉を失うほど驚いておられた。
私も驚いているくらいなので先生に驚きも全然不思議ではないし、むしろわかりにくい子でごめんとすら思う。
どこに秘められているのか、うちなる情熱を燃やして熱心に塾に励んでいる。それも「お気に入りの先生がいる」だの「友達がいる」だのは全く関係なさそうで、何が動機づけになっているのか親の私もわからないけど「塾が大好き」という奇跡的な状況になっている。
好きだと頑張れるよね。
ということで卒業までお世話になりそう。
