カバンをクリーニング
最近、ふわふわとした記事が多かったけど急に庶民的な話。
この夏、欲しかったカバンを買った。
一度完売御礼になったものがなんと再販されていて、定価であったものの「買うなら今しかない!」と思えるタイミングで買った。
これは冬に使いたい。
そう思って夏の間我慢して大事にしまっていた。
満を持してようやく秋も深まった頃、気持ちよくカバンを下ろして使い始めた。
それが運の尽き。
使い始めてわずか数日で、持ち運んでいたタンブラーの蓋が緩くて盛大にコーヒーをこぼしてしまった。
しかも目立たない色だったらよかったのに、挑戦的なアイボリー。
コーヒーとの相性も違う意味で抜群によく、「こぼしたね」っていうシミになっていた。
家に帰って早速中性洗剤で洗ったものの、当然のことながらにシミのエリアは広がるばかりだし、「干せばなんとかなってくれないか」という期待も水泡に帰して、乾いたバッグは年季の入ったシミのバッグでしかなかった。
これはもうどうしたものか。
それと同時期にたまたまBEAMSでお手頃な好みのバッグを見つけてそれを使い倒していたこの冬。
はるか高いお金を出したシミのバッグは使えずじまい。
なんとかしたいと年末年始を通して、ネットでバッグのクリーニングについて調べまくったものの、目が飛び出るくらい高かったり、受け付けてなかったり。
ただのキャンバス生地で難しいことではないんだけども。
それでもキャンバス生地のみで作られていないことがネックになっているのか、ネットで調べる限りで1万円以上のクリーニング代がかかる模様だった。
困った困った。
ふと、駅ビルのクリーニング店に相談してみたところ、「ええ、キャンバス生地のバッグも洗濯の扱いできますよ」ってことで、すぐさまに持ち込んでみた。
お店の人は慎重に「扱えるけども当社ではなく外部に出すことになるかもしれない」とか「扱えても品質の担保はできない」ということを丁寧に言ってくれた。
でも大丈夫だろう。
私が既に水通ししちゃってて、その時点で色移りもなかったし。
というわけで思い切ってクリーニングに出した。3000円くらいだったと思う。
1週間かかると言われ、最近取りに行ってきたらあらびっくり!!!!
クリーニング屋さんはずっとあったのになんでもっと早く出さなかったんだろう。すぐ近くに、適正価格でびっくりするくらいきれいにしてくれるお店があったなんて!信用爆上がり。
お店のお兄さんにも思わず、「すごいきれい!ありがとうございます」って2回くら言ってしまった。あまりに喜んでてお兄さんが困惑して「あ、でも少しまだシミとかあったらすいません」とおっしゃってたけど、全然。
どこでみても日にかざしてもわからないし、何よりパッとみてなければ大きく問題ない。
それにしてもアイボリーのバッグは色移り要注意。
紺の使い込んだエコバッグ(ディーンアンドデルーカの小さいやつ)を一緒に持っただけでうっすら色移りしていた。
使い込んでてもなお、ディーンアンドデルーカのバッグが色出てきちゃうとも言えるし、アイボリーのバッグが吸収率高いとも言えそう。
でもルンルンと週明けから使えそう♪
これだけのことなのに、原稿用紙3枚分も書いていて、本当おしゃべりだな私。