子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

そういうところなんだよ。

元夫と今年に入って初めて会った。会ったと言っても、子どもが遊ぶのでその見送りとお迎えをしたということなのだけども。

帰り際、兼ねてから「過去にもらったけど使わないから返したいものがある」と言っていたものを返却させてもらおうと、持っていった。

まあ、予想通りの展開なのだけど「これは何故いらない?」とか怒り始めた。

あげたものが「いらない」と返ってくるのはいい気分じゃないのはものすごくわかるけどさ。

だけど、「これいる??」って聞いて渡されてなくて、子どもたちが微妙な気持ちで受け取ってしまったものもあったりして。

中でも元夫がすごく怒っていたのは彼の現妻が娘にくれた本だった。

でも娘からしたら一読して「いらない」と思うものだった。だって、絵が好みではないし。娘は少女漫画のようなタッチの絵はすごく嫌いで、普段も黒い服とかボトムスもパンツとかを好んで履いていて、「ブリブリのふわふわ」系は毛嫌いしている。

そういう好みだから、少女漫画ぽい可愛い本は苦手で、読んだけど「いらない」となってしまった。

「どんな思いで娘のために妻が用意したと思っているんだ」と烈火の如くに怒られていた。

確かに相手の心も含めてのプレゼントだから無碍に「いらない」って返すのも申し訳ない話だし、プレゼントした人の気持ちまで損ねてしまう感じがあるというのはよくわかるんだけどさ。

だけど娘が素直に「いらない」って思ったのもそれなりの理由がある。

 

プレゼントは、だから難しい。最終的に元夫には「相手が喜ぶかもしれないし、喜ばないかもしれない。本人に欲しいかどうか確認せずにあげるプレゼントなんて、そういうリスクも含めてのプレゼントじゃないの?娘に『失礼だ』というだけじゃなくて、そもそも何が欲しいか確かめればよかったじゃん」と身も蓋もない話をしてしまった。娘にも「もう帰る準備していいよ」ってそれとなく元夫のお小言から引き離しつつ。

 

娘には今後はいらなかったら受け取らなくていいと伝えた。そして元夫にもどうしてもあげたいと向こうが思うのならあげたのは自己満足ってことだし、その先どのように処理されてもそれは「仕方のないこと」と思って欲しいと伝えた。

まあ、最終的にお金だと後で帰るから助かるよね、、、とうい本音は流石に元夫には言えなかったけど、そんな気持ちになってしまった。私は無情なのかしら。

ちなみに、私は人からもらったものは基本的に使うし、大事にする方なのでなかなかものが減らない。

娘は断捨離が得意だから「これ、いらない!」となった。

同じ親子でもこうも違うし、物への執着がないとも言えるから娘の感覚が悪いとか変てわけでも絶対ないと思うんだよな。