子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

ほとばしるおしゃべり

今月2回目だ。定時で息子のお迎えに行けた。大概は、残業だったり急遽父にお願いしたり、習い事で早お迎えをやはり父か母がしてくれたり。

朝は必ず送るけど、帰りは青息吐息でお迎えをしていた。

ようやく、息子のお迎えに定時で行けた。

 

帰り道、息子の夢について話し合っていた。息子の将来の夢を聞きながら、どうしてそれを目指しているのか、どんなことを達成したいのか?みたいなことを根掘りん葉ほりんと聞いていた。

息子の中にもいろんな思いとか知りたいこととか、叶えたいことが溢れていた。

私なりにその職業についての良し悪しだったり、現実的なことも交えて話していた。

その中で息子から「どうして水泳とか体操とかやらなくちゃいけないの?夢には全く関係ない!」と意見があった。

体操選手、水泳選手でもなければあまり必要性を感じないのもすごくわかる。

だけどさ、息子の目指す職業って体力お化けじゃないとできないよ...。現にうちの病院の先生たちって、平日は朝7時過ぎに出勤、8時から会議、9時には回診or手術or外来で、夕方は救急当番だったり、書類作成だったり、当直だったりと働いてなんなら緊急オペもして、夜を徹して働いているのも超日常。

 

体力がないと続かないのよって話をしてわかったんだか、わかってないんだか。

でも病気の話や傷の話はすごく好きなようで、難しい言葉も率先して覚えて話している姿はかわいい。

実際に医師になるかどうかは別としても、今夢を見ていることをこんなにも熱く、力強く語り続けられるって素敵だなと思う。

大人になった今、私の夢など子どもが描く夢に比べて遥かにしょぼいのは、すごく現実的なことばかり言ってしまうからなんだろうな。

手に届かないくらい遠くて、だけどそこに近づけるかもしれない可能性があるってだけでも若いってすばらしいなと思う。

久しぶりに普通の時間に帰れたのもあって、息子のおしゃべりをたくさん聞けた。この貴重な時間をもっと大事にしたい。仕事もするけど、息子や娘ともたくさんの時間を。