子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

春の喘息

下の息子が生まれてからこれまでの子育てが子育ての苦労の1/100くらいだったんだなと思いました。

冬は数回風邪を引き、1ヶ月半に1度位の喘息で済んでいたので、だいぶ元気になってきたな、月齢も上がったし^^と思っていました。

でも、この春はひどい!

3月に2回、今月ももうすでに一度発作があって更に今は熱発。熱と言ってもそんなに高くなくて8度台前半なので本人は元気ですが、「熱が下がったら喘息かも」と今日も先生に言われてしまいました。

息子はとある大学病院に通院してますが、そこの先生が小児の呼吸器科の専門医でとにかく診断が的確。

 

現在は医師と仕事をしているので良い先生、ダメな先生のことを時々考えるのですが、胸写が読めないとか誤診するとか(しかも風邪とかイレウスとかのレベルで)ひどいもんだなと思います。

息子の主治医は血液検査、聴診の細かな変化も見逃さず、ちゃんと診断にもエビデンスを教えてくれるので素人の私にもわかりやすいし、これでもだいぶ息子の喘息が良くなってきた気がします。

まだまだ発作の頻度は高めだけど、一回の発作で大発作にはならず中くらいで経過してるのは良い兆しだと思います。

 

喘息の治療で昨年はこの大学病院の先生に出会うまで本当に大変でしたが、近くに良い先生がいてよかったなと思います。

 

ちなみにもう少し前まではS大学病院に通っていましたが、そこの先生よりも今のほうがレベル高めな気がします。

もし息子が今のかかりつけの大学病院で入院してたら喘息の状況も違ったかなぁと思ったり。

 

 

母親という幻想

全然知らなかったのだけど、「あたし おかあさんだから」とかいう歌詞が炎上したらしい。

そんなことにも気づかないまま、日々仕事と残業と家の往復。

子育てができているのかもわかりません。

そんな私がおかあさんを名乗るのも違和感があるので、あんまり言えた立場ではないのは重々承知で。

 

www.huffingtonpost.jp

これが問題になったやつ。

 

ちなみに、友達も先日、長い育休を経て職場復帰したらしい。うちの上の子と同じ年だから、4年間育休だったわけですね。

さて、そこで戻った職場(幼稚園だか保育園だか)で、子どもたちの「惨事」を目の当たりにしたとのこと。

お弁当にはコンビニ食が、服はぼろぼろ。熱があっても逃げるように預けていく母親。ワンオペ育児の実態に、心を痛めたとのこと。

 

彼女は優しい人なので、純粋にそれを思ったのだと想像しますが、私は残業帰りに荒んだ心でその投稿を読んだので、大いに荒れました。

いいじゃん別に。

コンビニ弁当だって。だって、毎日お弁当もってこいと働く親に要求する方がおかしいじゃないか!

服だって洗ってるかもしれないし、うちだってお金ないからお下がりだらけだよ。

仕事に穴あけられないんだよ。そういう仕事だってあるんだよ。誰が代わりにやってくれるんだよ。

 

とね。

彼女の場合、職場的にも恵まれてるというのもあるのでしょうが、経済的に恵まれているというのもおおきいでしょう。

層の違いで見える景色が変わるのでしょう。

彼女の友人たちもまた「子どもが帰ってくる前にママは仕事から帰るのは大正解」ってコメントもあったりして私のココロの火に油w

 

ま、別にそれはそれで大事だと思うけども、私の価値観には無いというだけかな。

 

自分自身、小学校低学年のときに母親が働きに出始めて、それを知った時の得も言われぬ安堵感。あれってなんだろう。すっごく深く覚えています。母親がちゃんと母個人の人生を歩んでくれることへの安堵感。

子どものために生きてるとしたら...と思うと絶望と嫌悪感しかなかったです。

変な子どもだったと思うのでそういうのがすごい嫌いだったんだと思いますが、今も私は子どもが子どもの人生を歩んでほしいと思うし、私は私の人生を歩みたいしと思っています。

母親であること、働く私でいることは等価で、どっちが偉いわけでも偉くないわけでもなく、それをその時間で割り振っている感じです。

まあ、もちろん熱で呼び出されれば仕事中でも母としてはっとさせられるわけですが...。

 

まあ、こんな私にとっては、実母の力なくして働けないのも事実だし誰かを批判したりしたいわけじゃないけど。

母親の自己犠牲が愛情か、未就学児のうちは子どもを家で育てることが愛情か、ととわれれば私にとってはそれは違う、というだけのことです。

私が提供できないエンターテイメントもカルチャーも保育園ならでは。

餅つきも豆まきも。

それぞれの世界を持って生きてるっていいなって思っているので、あたしおかあさんだから的な自己犠牲なんて究極の自己満だと思ってる。

 

別に、ネイルだってなんだってしたらいいと思うし。