子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

小学校生活と発達障害

息子も間も無く1年生を終えようとしている。

この1年の一番の変化は保育園から小学校に生活圏・生活環境が変わったこと。

息子の発達障害に関する診断がついたのは2年ほど前だった。

まだ5歳の頃で内服をするのも体が小さくてなかなか思い切ってできなかった。うまくいかないというか、息子に合わなかった。

 

小学校に行くとなって、これはやっぱりいくら診断が下りてても、通院していても月に1回程度の面談でどうにかなるものでもないし、小学校で求められるマナーと本人の特性に開きがあり過ぎて、可能なら内服を再チャレンジしたいなと思った。もう6歳だったし。

内服は今、合わせて3錠飲んでいる。

最初は1錠だったけど癇癪がやっぱりなかなか治まらず、増やしてもらってさらに最近もイライラが抑制できず、増やしてもらった。

イライラの原因は、学校で過剰適用しているというのもあるのかもしれない。先日の授業参観でそんな印象を受けたけど、薬を飲むことは本人にとって「すごく頑張れる」「飲んでいたい」のだという。

 

だから当面は3錠を続けていくことになりそうだけど、この1年を振り返って思うのは、薬のおかげもあって、体の成長もあって、学校という環境のおかげもあって息子にとって本当に充実した、生きやすい1年になったなーということ。

もちろん、私にとっても。

 

保育園時代はいつも謝っていたし、いつも追いかけていたし、目が離せなかった。

今は「大丈夫」という時間が増えていて、一人でも落ち着いて取り組めたり頑張れることが多い。

特に対外的な場面では先生から褒めてもらえるほど頑張っている。

彼の元々持っている几帳面さや完璧主義が良いように働くこともあるようで。

 

ずっとこの調子でいくわけでもなく、他の子の成長とともに学校内ではそこまで褒めてもらえなかったりむしろ自分の特性ゆえに足を引っ張られることもあるかもしれない。

だけどこの1年で経験した成功体験は彼にとってかけがえのないものになっただろうし、保育園では得られなかったものだと思う。

「勉強」「運動」「生活」と目的や目標が明確にある学校生活は彼にとってやるべきことがクリアで居心地がいいんだろうなと思う。

それをうまく調整できる量と内容で薬を飲んでいて、それも物事を集中したり落ち着いたりするのに役立っているよう。

来年度もうまく進んでいけるといいな。

 

ちなみにAIでタイトル考えてみたw