子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

久しぶりの喘息③入院中

昨日のつづき。

 

hopeforchildren.hatenablog.com病院にかかる前は散々救急外来の看護師に冷たさのある言葉をいただいたが、診察室に入ってすぐに全身防具を身に纏った麻呂先生が登場。

とにかく、そろそろと歩く様子も何もかもが平安時代を彷彿とさせる。全然その時代に生きてなかったはずだけど。

息子を見た途端に「うーん苦しそうですね。まあ入院と考えてくださいね」と。

そういえばこの先生、昨年もおせわになりました。

 

先生も覚えていたようで息子に仕切りに「先生のことわかる?」と聞くけど息子の脳裏にはなかったようで。

まあ、それはいいとしても安心したのか息子の元気がどんどんなくなっていく。

処置などのために私は別のところにいて、正式に入院になるかどうかの判断をしばらく待っていた。午前3時。

寝てない。明日っていうか今日は仕事。

寝られない。眠れない。起きて待つか。という問答を繰り返してるとちょこちょこ呼ばれてまた出ていってを繰り返す。

 

なんだかんだであっという間に病棟に上がることに。

 

過去何度も入院してるけど、こんなに早く入院の判断に至ったのは早かったかもしれない。

手続きもして病棟の看護師さんから説明を受けているんだけど、眠くないのに頭が働かないという変な状態。

とにかく靴しか持ってこなかったし着の身着のままできたから「荷物を持ってまた朝来ます」と伝えて帰宅。

もうタクシーも人もいない。

歩いて帰るか。

と思って帰宅の途に着いた。

 

どうしてこんななったかな〜というのは考えてもわからないし、考える脳の働きが緩慢になっているし、でもどうして〜と思ったり。

前日の夜まで寝る前に一人カラオケを繰り広げてご機嫌に歌ってたのに。

すごいいい声でかっこよく歌ってたのに。

朝だってご飯ちゃんと食べて咳なんかもせずに保育園に行って教室でいつも通り遊び始めてたのに。

まるで事故のような今回の喘息。

 

まだ細かなことはわからないけど、ちょっと今回は予想外だった。

 

久しぶりの喘息②入院した

喘息発作が起きて吸入をして、無事にベッドに入ったから、様子を見ていようと思った夜。

 

hopeforchildren.hatenablog.com

このあと、11時、12時と陥没呼吸だしヒューってあの音がするし、だけど眠っているし。

どうしようかなと思って私も横になりつつも眠れているからどうしようと悩んだ挙句、受診できるかだけでも聞いてみようとお世話になっている大学病院に電話した。

あちこちに回された挙句、「医師が見ると申しております」とのことで、支度をしてやっぱり行こうと思った。

寝ている息子に「苦しいね、病院行こうね」と話しかけると頷くけど、「ここで寝てたい?」と聞くと「うん」と首を縦に振り、「病院いく?」って聞くと首を横に振り、本人がどの程度の苦しさかわからず。

とりあえず、今夜行ってみて何でもないかもしれないけど、それでも陥没呼吸は気になっているから診てもらおうと準備していたら、またまた病院から電話。

「先ほどの件ですが、お子様の体調悪化もありうるので救急車で」と言われた。

「意識はあるけど乗っていいんですか」と聞いたら、「医師がそう申しておりますので」と言って電話終わりかと思いきや、知らない女の人に急に電話が変わって、すごい高圧的に「救急車できても診られるとは限らないですよ。もう呼んじゃってるんですか?」とややキレ気味に聞かれた。

 

まるで私が救急車呼びたがってるみたいじゃないか。

「(いやいや)このお電話で救急車の利用のおすすめがあってまだ話しているところだったので、この電話の後にお願いしようと思ってました」と伝え、救急車で来ても診られないことはわかってることも伝えた。

最後に「あの〜…先生と私は今話してるのでしょうか」と聞いたら、救急の看護師だった。やっぱり。

 

まあさ、いろんなモンペもいるのだろうけどもさ。

選定医療費の話なんか、電話かけてから8回くらい言われてその看護師にも2−3回くらい言われた。

それも踏み倒す人がいるんだろうな。

私、一度も未払したことないのになぁ。

 

なんてしょうもないことを考え、結果的には救急車で来てという病院側の話だったので、救急要請して病院へ。

時間的にはタクシーで行っても変わんなかったんじゃないか?なんて思ったけど、救急車の中で丁寧にトリアージするから病院側もそれで基本的な予測がつけられていいのかもしれない。

救急車に乗ったらSATが90を行き来するくらいで低め。

かなり陥没呼吸と思ったのに「そこまでじゃないですね」と救急隊に言われ、やっぱり大袈裟だったか...など考えたり。

その割に、酸素は6Lも流されててなかなか。

 

丁寧なトリアージの結果、私がタクシーで病院に行こうとしていた時間の5分前に出発となり、相談していた大学病院に向かうことになった。

さて、着いたら子どもは救急の入り口から、私は別、と思っていたら「お母さんもどうぞ」と言われ、すごく久しぶりに救急の入り口から病院に入った。そもそも息子のことで救急車を呼んだのは過去に1回、1歳になる前の夏、超高熱を発して呼吸が浅いと不安になった時だった。

その時、ただの杞憂に終わったからなるべく救急車で行かないことにしていた。

2回目の今回はコロナ禍だし、制限があると思っていたけど実際にはそこまでなかった。小児のせいかもしれないけど。

で、ようやく先生の診察へ。