子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

働きながら育てる時の物理的な壁

働きながら子どもを育てる時に2つの「壁」を感じると思います。1つが物理的(肉体的)な壁。もう1つが心理的(精神的)な壁。

どっちもクリアするには知恵や割り切りが必要ですが、私が感じた物理的な問題と解決法をまとめてみました。

 

1.勤務時間はどうするのか。

2.朝の送り、帰りのお迎えはどうするのか。

3.子どもの具合が悪いときは夫と私のどっちが対応するか。

4.仕事は実際どれくらいの責任を負えるのか。

5.夫以外の協力者は誰がいるのか。

 

ざっくりですが、こんなところでしょうか。

1について

私の場合は特別に勤務時間を早めてもらい、延長保育にかからないぎりぎりの6時半までにお迎えに行けるように勤務時間を調整してもらいました。

こういう融通がきくことはあまりないかもしれません。ただ、直属の上司、人事を交えて掛け合う価値はあると思います。

2について

朝は夫、帰りは私と言うパターンはさまざまな観点から考えてベストだったので、そうしました。家に帰って、お風呂に入れて洗濯をまわしながらごはんを食べさせると言う常にハイブリッド家事/育児をやるにはイメージができる私の方がいい、という理由でした。

3について

職場環境として、私の方が休みやすいこともあり、呼び出し第一号は私ということで保育園に申請しています。

4について

子どもの病気で不慮の休みが発生する→だから責任負えない。

定時で帰らないといけない→だから責任負えない。

と思っていてなかなか新しいプロジェクトの名乗りをあげられなかったのですが、朝、夫に送りをしてもらうことで少しでも早く会社に行って仕事を進めることができるので、意外と他の人と変わりなく働けるかなと思いました。

ただ、帰りの時間が決まってるので夜の会合、会議は出席するのが難しいというのは難点ですけど。

いずれにしても、送りか迎えどちらかを自分以外の人に頼めれば、その分自分の時間を確保できるかなと思います。

5について

夫以外は、実母が最強の頼みの綱です。夫より頼ってるかも?!

実家が遠い場合は本当に苦労すると思います。また、夫の母は実の娘が第一子(夫の両親にとって初孫)を切迫早産しそうで心細い時に「日帰りでもいいから来てほしい」とのお願いに、「お父さんの世話があるから」の一言で娘の入院のお見舞いに行かなかった人なので、そういうお母さんだ頼みたくない、頼めないで本当につらいと思います。

このエピソードを聞いた時、老年夫婦のあり方、母親としてどうなの?という憤りや義姉の切なさなどいろいろなことを感じました。思いだすたびに複雑です。

 

ファミサポのようなシステムも各自治体にあると思うので身近に頼れる人がいないときはそういう自治体のシステムを利用も必要かもしれません。

 

働きながら育てることは、時間のやりくり面では工夫が必要かもしれませんが、何時に起きて、朝何をして、お迎えは何時で、お風呂は、夕飯は、就寝は・・・という1つ1つがルーティンになっていくので「慣れる」というのが一番しっくり来る言葉だなと思います。

 

ちなみに、保育園の同じクラスのお母さんたちを見ているとどう見てもお迎えが早いんですよねぇ。5時とか5時半とか。定時が5時だとしたら、時短制度を使っているのでしょう。でも、保育園入園申し込み時に、勤務時間の長さや時短制度の利用の有無なども記入しました。時短を使うと、保育園入園条件のスコアが少し下がって入りにくくなる気がするのですが、私の地域はそうでもないのかも。

 

正確なデータは公表されていないので推測の域を出ませんが、物理的な壁はリソースを使いまくって越えて行くしかないのかなと思ったりします。

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ある日の東京タワー。東京の象徴。オフィスから見える会社って多い気がする。