子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

「亭主元気で留守が良い」

この言葉、作った人は秀逸ですね。
しみじみ、そんな気持ちで日々を過ごしています。夫が家を出て行って1ヶ月以上がたちました。最初の数日こそ、「げんき?」という電話が毎晩のようにかかってきましたが、それも1週間、2週間と月日がたち、すっかり音沙汰がなくなりました。

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昔は男性が企業戦士、24時間戦えますか?
みたいにモーレツ社員で働き詰めで家に帰らず、という話を聞きます。うちの父もご多分に漏れず、だったものの当時には珍しく土日休みの会社だったせいか、土曜日は父のゴルフの練習に付き合ったり散歩に一緒にでかけた思い出があります。
まあ、そのぶん出世もせず今も元気に生きて働いてるから感謝ですが。

母曰く「平日の夜に一緒にご飯なんて考えられなかった」そうで、たしかにそんな記憶は全く無いです。

でも、うちの母も寂しがり屋じゃないし私など極端に寂しがり屋じゃないし、全然父の不在を悲しく思ったことはなかったです。

今、夫が平日いなくて週末にふらっと帰ってくる生活になりましたが、すごく良い距離だと感じてます。
娘も平日はおばあちゃん、おじいちゃんちでたっぷり甘えて保育園で友達と先生に囲まれ、週末はスペシャルな感じで父親と過ごし...

こういうの、ありだなぁ。と思います。

この夫婦別居は各方面から大反対されましたが、それが心地よいから選んだというより夫の勉強というやむない選択肢の中で(選択肢がないなか、というか)決めたことなのですが、予想通りかそれ以上に結果的に家族にプラスに働いている気がします。

で、ウダウダしている間にわたしも妊娠7ヶ月を過ぎて仕事に専念、産休までにやりきりたいこと山積み!とかいう中なのに、なんと社会福祉士の実習真っ最中、とか。

日々忙殺されている中、娘が先日3歳を迎え、お祝いしました。今まで一番、丁寧にお祝い出来た気がして、きっとわたしにはこのバタバタの忙しさのほうが性に合ってるのかもなぁ、と思います。
とはいえ、年も年で実習は土日も休みなく続くのでとにかくがんばるのみ、という毎日です。

でも、こうして自分のこと、子どものことに全力投球できるのもコミュニケーションで夫との摩擦がないからだと思います。

どうしても一緒にいれば価値観の違いやら考えの違いやら、優先順位の違いやら言葉の綾でひんねじまがることが多いので。

今が一番、きもちはのんびりです。

公庫で教育ローンを組むためにやったこと

今回、夫の進学のために人生初のローンを組みました。
人生初のローンが「教育」なら、ま、いいかという些細ななぐさめ。

4月末に突然「医師になりたい」といわれ、そういえば小さい頃から病弱でシュヴァイツアーにあこがれている夫のことなので「まあ、いいのではないか」と思った次第です。

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夫は小さい頃(というか今も)ご両親の愛情には恵まれずに育っているので、(医師の勉強の中でそうした精神的な傷をどれくらい学ぶのかわからないですが、)何か見直すきっかけになれば、と思います。

さて、教育ローンの審査通過のために用意したものは

  • 光熱費、家賃、その他あらゆる公共料金の支払いのわかるものを用意
  • 源泉徴収票を用意
  • 進学にいくら必要なのかのわかる資料、証明できるものを用意

私の住むエリアでは面接必須だったので、面接も受けに行きました。
判断されるポイントは以下のとおりだと思います。

  • 収入はいくらあるか(借りる額に対する収入の比率=つまり返済能力の有無)
  • 支出はいくらあるか(盲点でした。生活費を細かくチェックされ、渋られました。光熱費もピークのものを伝えたため、それで試算され、残高で月々やっていけるのか、と)。まるでFPのコンサルを受けている気分でした。
  • いわずもがな、の信用調査。クレジット、税金、公共料金諸々の滞納の有無、ローンの有無。ここはクリーンの自信たっぷりだったので多分大丈夫。不安でも、しかるべき機関で公開請求できるようです。
  • 利用目的は厳密に。(我家の場合、夫の生活費、せめて家賃だけでもまかないたかったのですがそれはNGでした。純粋に学費のみ、です。)


そう。これからの生活で最も変わるのは、夫が生活費を入れられなくなる、ということ以上に住まいも変わることです。
諸々を考え、別居をすることにしました。

どうせ、大学に行けても別居は変わらないので前倒しで早くやってくるだけ。
娘との母子生活がまもなく始まります。

そして、今年は子どもももう1人増えるのであります...ww