子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

喘息児だった。

息子が最後に喘息発作を起こして9ヶ月経つ。昨年10月からこれまで一度も発作もなく、薬はどんどん減薬できていい調子だった。

そこに新型コロナ。

仕事の都合上、我が家は保育園のお世話になりっぱなしで自粛期間を過ごしたけど、利用者は圧倒的に少なくて9割減だったせいか、春の不安定な気候にもぶれずに元気に過ごしていた。

 

ただ、最近になって鼻水、咳...嫌な兆候が出ている。

頓服で処方されてるムコダインを常用薬に追加して飲ませてるけど、うーん。

大丈夫??かな??という感じ。昼間は湿度のせいか籠り熱っぽい体温だし。

同じ条件でほぼ同じように生活しているのに娘は籠り熱っぽいところ以外は症状がないから、風邪をいち早く引き寄せる息子ならではの体調の変化なんだろう。

 

9ヶ月も元気だったから喘息児だったことを忘れてしまうほどだったけど、やっぱり季節の変わり目、低気圧続きの時は要注意。緊急事態宣言が解けてから人の出も戻ってるし、いろいろもらってきやすい環境だなと思う。

 

最近また新型コロナ陽性者も増えてるし、体調管理だけは十分に気をつけねばな。

喘息の受診がもう直ぐあるからその時までは悪化せずに...と願うばかり。

 

娘の出した答え。

一斉登校が始まって数日目のこと。娘はいつもの待ち合わせ時間、場所に着いてお友達を待っていた。

私と息子は保育園へ。その日息子の機嫌がとても悪くて荷物も両手に抱えてたけど、さらに抱っこで保育園に向かった。時間の面でもどうしてもこれ以上は遅くなれないという時間に差し掛かってしまっていた。

だからお友達の姿が全くないのは少し気になったけど、待ってれば来るかなくらいの気持ちだった。

 

保育園に着いたら、娘と登校の約束をしていたお友達のきょうだいが一足先に保育園にいた。

いつも見送ってから親御さんが保育園の送迎をしているから、それはつまり...もう出発したってことかもしれない。

でも、そんなに時差もなさそうだし、うーん、行ったかもしれない。そういう淡い期待をして、まずは息子を保育園に預けて、娘が友達と待ち合わせしてた場所までとんぼ返りをした。

 

いない。

ってことは行ったかなと思ったけど、数メートル歩いたら見覚えのある帽子...あれはもしや?と思ったらやっぱり娘で、声をかけた途端に涙ポロポロ。

友達が待てど暮らせど来ない不安、人がどんどんいなくなる不安、遅刻してしまう心配。娘の中に錯綜したであろう気持ちを思うと胸が張り裂けそうだった。

それでもどうしても遅刻できない日で、学校まで送り届けることができなかったから、学校にも連絡をして、娘にもよく話をして途中まで送った。

あー心配。ちゃんと学校行けたかな。変な人に声かけられてないかな、泣いて歩けなくなってないかな。

 

なんなら、娘の持ってた傘も持って職場に行ってしまった。

遅刻しちゃう、傘がない…って娘のパニックに私まで加担してるし、そもそも私が学校まで送ってあげられれば良かったのかもと私も一日もやもやとした。

娘はその日、スイミングスクールだったから帰ってきたら疲れ切っててあまりゆっくり話すことはできなかったけど、翌日は「ママと一緒に行こう。早くお家出たら学校の方まで一緒に行けるよ」と伝えた。

 

その日から、娘は友達とは別に私と息子と3人で途中まで登校していて道の途中からは知り合いや知り合いじゃない人や、たくさんの小学生に紛れて歩いていく。

娘曰く

「遅刻はすごく嫌なんだ。早く行きたい。ママと行きたい」とのこと。

これもまた、今後友達と行きたいと思えば、またそれを友達と約束すればいいし一人で行きたいと思えば一人で行くのも悪くない。

少しずつ、娘が話してくれたのは「一緒に行くのに全然並んでくれない」「話してくれない」ということ。

仲間外れとかそういう言葉を知らないけど、そういうシチュエーションて十分傷つくし、悲しいものだよね。

娘が他人にそれをしないように、そういう時の悲しさを知ることでお友達の気持ちも少しだけ想像を馳せられるなら良い経験に変えていけるかな。

親としては、どういうアプローチや声かけがいいのかわからないけど、娘が言ってくるまでは取り立てて話題にもせず、家では楽しい話もたくさんして、美味しいもの食べて...。

 

娘が話してきたときにはちゃんと聴こうと決めている。