子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

産業カウンセラーの合格発表

一昨年から勉強していた産業カウンセリング

その合否通知が今日届く予定でした。

夫には「人の話が聞けないでカウンセリングの本質すら持ってない」と言われることしばしば。

 

毎日、こんな会話をしてるもんで、講義のときにはカウンセラーとしての姿勢がなってないなんて指摘されてこなかったけど、あれやっぱ、ダメかしら・・・と思うこともあり、自信がないままでした。

 

実技は免除だったので1月末に筆記試験を受けてました。

 

結果:合格

ほっと一息です。

4月からは別のスクールに通い始めるし(といってもこっちは全然スクーリングがなくてひたすら家で勉強)、来年もカウンセリングの勉強を平行してやらなくちゃいけないとしたらきついなと思ってたから。

 

それにしても今年のカウンセリングの試験、教科書外ばかりで、だからといって実務に役立ちそうなわけでもない、難しい問題が多かったです。

すっかり、どんな問題が出たか忘れちゃったんだけど難しかったのは覚えてます。

 

というわけで、勉強のためにとっておいたプリント類は処分できるやったー!

 

誰の役に立つか分かりませんが産業カウンセリングの勉強内容を参考までに(通信制の場合)。

・どんな勉強をするのか。

1年で104時間の実習をします。口慣らしで簡単な挨拶をするところから、最後の方は20分、30分、40分と比較的長いカウンセリングの実習をします。自分がカウンセラー役になったり、クライアント役になったり、はたまたオブザーバーをしたり。

 

・実際、カウンセリングの実技って?

上記のように役割に分かれて自分の悩みを話したり、人の話を聞いたりします。私は割と、今本当に悩んでいることを話していました。作り話をしてしまうと、臨床から離れてしまうので。

ただ、聞く方は大変です。全身目と耳になって聴かないといけないし、聴きすぎて、「え〜と何が言いたいんだっけ?この方は」なんていうドツボにはまってもいけないし。そうなった場合には、先生に鋭く突っ込まれてしまいます。

「あなたは、クライアントが何を言いたかったか、ちゃんと聴いてたの?自分の聴きやすいように解釈してないか?」と。

あ、はい、すいません・・・なんてことはしょっちゅうです。

 

・指導者は?

カウンセリング協会の有資格者が教えてくれますが、先生は特に選べないです。私のクラスは比較的厳しい方だったようですが、非常に筋の通った先生だったので「なぜいけないのか」理由をちゃんと教えてくれて、非常に勉強になりました。

 

・通信ではやらないこと

座学はほとんどないです。一応教科書はもっていくし、開くことはありますが板書して、ノートに取って、みたいな作業はないです。時間が104時間しかないので、座学もやってたらカウンセリングが身に付かないからでしょうね。

その代わりに演習問題と作文を定期的に提出します。

 

・試験対策でやったこと

バカ高い練習問題集を買ってやりました。内容は古いし高いし、Web公開されてないしこれは本当にひどいなと思いますが、やっておけばよかったという後悔もしたくなくて結局買ってやりました。

ちなみに、テストは1月末。本格的に私がテスト勉強を始めたのは12月でした。ヒドイもっと早くやれと自分でも思います。

 

12月に入ったら会社の昼休みは毎日問題集をやっていました。今はブログの記事を書いてる・・・大違いだな。

あと、演習問題も合わせてやりました。

タイプによりますが、とにかく書いて解いて数をこなして覚えるタイプなのでそれが一番合ってました。

 

なんだかんだいって、教科書中心でやるのが一番です。わからない言葉、問題も教科書の中で答えを見つけることをおすすめします(もしいつかやる人がいたら)。

 

・これはやらない方が良いこと

上と反対のことはおすすめできません。同じクラスの仲間でネット上の難しい問題や言葉の用語集を使って勉強していた人がいました。教科書を覚えきった上でのエキストラならいいと思いますが、教科書も覚えてない状態で手を出すと、あり地獄。

当然、試験にも出ません。

 

・勉強してよかったこと

きっとこれは、これからそう思う時が来ると思うのですが、今現在で思うことは、自分をちゃんと見つめるスキルがついてよかったです。

カウンセリングは、自分を把握していないとできないとよく言われます。

自分が何に悩み、感情が動かされ、心に何を思って生きているか、ちゃんとわかっていたら人の話を聴く時も、共感するところや反発をおぼえるところなど、自分の癖や性格がわかります。

 

夫にも激しく勧めたい勉強です。

アンガーマネジメントとかセルフコントロールとか、非常に役立つと思います。

 

合格したとはいえ、肝心の資格を生かした仕事やキャリアチェンジは考えてなく、(というかこの資格だけで経験もないのにできない)勉強をもう少し続けていきたいなというところです。

 

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写真が影になってやけに古めかしくなってしまったけど、ちゃんと今年であります。