久しぶりのデスクワークでした。
東洋経済でも読むか、と思ってたどっていったらハラオチな記事に出会いました。
これです。
画像も私が引っ張ってくるような感じのやつでアレなんですが、意外や意外、中身はわりと共感できる内容でした。
ざっくり要約すると「正社員女性が契約女性社員とうまく働けない」というやつで「それは正社員のアンタが悪い」って話でした。
私もずいぶん、後輩には悩んだこともありました。なぜ働かないんだ!やる気を100分の1でも見せてくれよ!!と。
ここでぎすぎすしたりぶつかれる、今回のお悩み主の女性は割とストレートに自分を表現できる人なのかも知れません。
私の場合は、お腹の中でぐるぐると不満がたまるんですが、あまり表現しないため表立ってぶつかったことはありません。ぶつかった人もいましたが、後輩は社長に「かわいいかわいい」とされているのでけっきょくぶつかり損。
ただ、私みたいな腹黒はもっとタチが悪いのかもしれないですね。
最近は、言ってもしょうがないしこっちが期待することをやらないとしても、それは私がどうにかできることでもなく、ただ働く姿を見せていくということも大事だし、最終的にどうするかを選ぶのは彼女なんだと思うようになりました。
イラっとすることもゼロじゃないですが、基本的に「後輩」だけでなく誰であっても一人の人、と思うようになると今までうまくいかないと思っていた気持ちの中のフラストレーションがなくなっていきました。
このパターンでいくと、というか今回記事を読んで一番最初に思い浮かべたのは上司でした。
以前も書いたかもしれないけど。
全然、コミュニケーションがとれずにけっこうストレスフルな一年を昨年、過ごしたのですが、私の中でまだ向き合い方が足りていない気もしました。あと、向き合い方が間違ってるという気もしました。
人間関係で何となくうまくいかない時に決めうちでいかないほうがいいと思っています。自分の立ち位置というか関わり方をフレキシブルにしておくというか。
誰かとの関係でうまくいったやり方を他の人に当てはめないし、その人とのコミュニケーションがどこで取れるかは観察、洞察です。insightってやつ。
結果的に、先日参加したイベントで遠くから近くから上司の動きや人との距離を見ていて、彼の法則というか癖みたいなものが見えてきて、何を人に求めているかも見えてきました。
私もそうなんでよくわかるのですが、自分であんまり人にダメだししない人ほど実は求めているものもけっこう多かったりします。「言えよ」って話でもあるので言わないことについては、相手がそれをしてくれなくても怒る資格もないんですけどね。
それで上司の手伝いをしているうちに不思議と自分もそう動けるようになっていくと言うか、求められていることがうっすら分かってくるんです。
私、犬かなとも思いますが、犬なら犬でよろし。
ただ、こういう空気読む、的な動きってビジネスの中で実は結構大事だと思っています。
今回の記事では「正社員vs契約」みたいに見えますし、女性同士のいさかいにも見えますが、イマジネーションとか共感されたいとか言うのは実は男性もそう変わりなかったりする気がします。
人間関係でトラブルした時に、相手と正面切って向き合ってぶつかるだけじゃなくいろんな側面から相手をよく見て、関わり方を見きわめたり試行錯誤していくことだろうなと思います。
ただし、相手がかたくなだとそこってなかなかブレイクスルーしないので、その時はまだタイミングじゃないということで、長い目で見て待つことだろうなと思います。