GoToキャンペーンを理解してみる
いきなりで恐縮だが安倍政権を第一次、第二次ともプラスに評価したことは一度もない。もっというならそもそも自民党が苦手である。
いつから苦手かというと、中学生の頃社会や歴史を学んだときから「なんだこの集まり」と思っていた。55年体制とか悪の権化みたいに思っていた。
ただ、こんなにも長期にわたって首相の座についていて、安倍さんが首相になってから世の中が変わったなって思う。
今までほとんどバラエティニュースショーでも取り上げられなかった政治の話題が連日連夜、特集されている。
そこに出てくるコメンテーター以上の賢い発言が政治家、特に日本の首相からは一切聞こえてこない。
かといって小泉純一郎氏(この人もネガティブな意味でのポピュリズム政治と新自由主義を進めた感じで好きじゃない)みたいに一般大衆を巻き込む力もない。
で、この夏のホットワードがGoToキャンペーンだ。どこへ行けと???
でもね。ふと思った。
専門家会議に尾身さん(何の罰ゲームかこの人ばかり登場する。他にも専門家は会議にいるだろうに。広報担当??)など医学の専門家もいるのに進めていくってきっとナニカアル。
何があるんだろうか??とふと考えていて急にわかったことがある。
多分、今この数字でかなり落ち着いているのかもしれない。
もしかしたら秋冬は人口が1/3くらいに減ってしまうのかもしれない。Go Toどっかに行かせるなら今でしょ!って話なのかもしれない。
それはそれで恐ろしい未来図であり、行くなら今なのか...でも今も未来もいかないよな、我が家は。
と思うのだけど、とにかくもしかしたらなんとしてもこの夏、国民を移動させたいという政府の熱い思いは伝わってくる。
ここで観光産業潤さないと、献金も入ってこないしね。
今冬はもっと冷え込むしね。
そういうことなのかもしれない。
安倍政権をはじめとするそこに群がるあの人もこの人も本当に理解しがたいけど、私が選んだ人は一人も政権与党にいないけど、それでも参政権を持つ身としては、政治家の発言、動き、政策をチェックし続けていきたい。
新型コロナ、今よりもこの後の秋冬を見据えてすでに実家では臨戦体制(マスク、除菌、かかりつけ医などなど)のシミュレーションが始まっている。さすが母である。