子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

新型コロナをもってしても。(個人記録2)

以前に個人記録の1を書いた。それとは全く関係ないその2。ランダムに散発していこう。ブログは書きたいことを書きたようにわがままに書くと決めたから。

 

hopeforchildren.hatenablog.com

4月に緊急事態宣言が出て、東京はそれがあけたのが実質ほぼ6月。

正直、6月以降も4月や5月とは大きく変わらず、人はあまり動かなくなり、この時のためにIT革命と言われるものが20年前にあったんだとみんながITの恩恵をかみしめ、感謝する日々を過ごすのだろうか。

そうなったら教育も医療も福祉も今度こそInformation Technologyを活用するようになるんじゃないか?もう、FAXで情報提供するのやめにならないかな、紙って減らせるんだよ!って思っていた。

 

でも、現実はそんなに甘くない。既存の枠組みを抜け出すなんていうのは簡単だけどやるのは難しいらしい。

みんな一斉に通勤が始まり、あっという間に電車は混み合い、夜になると居酒屋に人々が吸い込まれていく。

パチンコ店も遅まきながら再稼働していて、相変わらず昼間からパチパチしている老若男女がいる。

 

7月に入って東京での新型コロナ陽性者は大台の3桁を連日叩き出している。100−300人なんて当たり前でそのうち500人くらいになっていくのだろう。

小池都知事は「一人ひとりの意識・心がけ・よく考えて」みたいなことを連日言い続けて、病床をどう増やすのか、そもそもうち(勤務先)みたいな呼吸器専門医の常勤医がいない弱小病院までもベッドを空けておけというのか?保障はあるのか?ということには全く触れないし、GoToなんちゃらも「お国が決めたこと」と冷ややかにコメントするばかりで抗議するも乗っかるも、何もない。

 

血税なんだよ、あのキャンペーン。マジでこの憲法違反とも思える不平等、どうにか抗議してくれよと思うのだけども、百合子女史に限ってそんなことは思わないよね。だって興味ないもん都民のこと。

 

なんてつれづれに思いながら、ふとInstagramに目をやれば、知り合いが沖縄離島に旅行に行くという。

彼らなりの考えとそこから導き出した答え。

だからとやかくは言わないけど、東京からくる観光者はおしなべて「迷惑」かもしれない。と今、私は思う。

 

彼らは、昨年過ごしたのと同じスタイルで今夏も過ごす、という感じなのだろうけど、コロナ前後で変わらない人は変わらない、むしろ変わる人の方が少ないのかもしれない。と思った。

かくいう私だって、何がどう変わったか?と聞かれれば現状何も変わってないと言える。

少しだけ家にいる時間が増えたけど、子どもが2人になってからお出かけ自体もすごく少なくなっていたから(喘息とかあって、新型コロナ前から感染予防は気を付けていたせいもある)、息子の喘息の日々の行動制限と新型コロナの行動制限と、大差がない。

 

でも元気で、いろんなことをしたい希望や欲望がある人は、新型コロナが流行ってたって、それを簡単に下ろすことはできないのだろう。

withコロナってどういう状態か誰も実はよくわかってないし、正解がない。

そうすると、自粛したい人セルフ自粛して、解除と思った人はセルフ解除している。

今の日本はそんな感じ。

しかし、与論島クラスター発生のニュースを見て島旅だけはやめておこうと(他の旅行もしないけど)心から誓った。大好きな離島の方々が悲しむ姿、苦しむ姿は絶対に見たくないから。

いつか、コロナが歴史になったら子どもたちをあの美しい島々に連れて行ってあげたい。