小さく大きい保育園の世界
テレビを見ていたら痛ましい事件が飛び込んできました。
昨年、9ヶ月ということは娘と同じ学年です。
最近、生まれてから今までの写真を眺めていてずいぶん成長したなぁなんて思っていましたが、この事件で亡くなったお子さんもお母さん、お父さんもそうやって成長を楽しみにすることができないんだと思うととても胸が痛みます。
しかも真夏なのにエアコンもつけずに熱中症にさせ、その上打撲痕まであったというからさぞかし怖かったことだろうと思います。
子どもにとって保育園は少し寂しくて不安もあるけど楽しくて賑やかで、家と違う第二の世界であり家です。
清潔感や友達との距離、部屋のレイアウトなど環境面、物理的な快適さや先生の声かけ、関わりといった心理的、精神的な安心感などがあって初めて保育園に慣れていくし「ここはいていい場所なんだ」と思えるようになるんじゃないかと思います。
それって大人が会社でも学校でも一定の組織、社会で生きていくのに求めるものでもあると思います。
今回の事件も認可外で、「認可外だから」なんて言われてしまうと認可外でも一生懸命に保育しているところに非常に失礼な話だし、認可のところでもおかしな保育園はあると思います。
ただ、往々にして学校とか保育園、幼稚園て先生ーとくに園長や校長の意向が反映しやすい場所だと思います。
その影響は子どもも受けるし、そのことに対抗する術がないのも事実です。
だから結局「親も保育園や学校に関わらないといけない」という側面もあるのでしょうが、なんだかそこが解決なのかな??という気がします。
行政でもなく親でもなく、第三者機関というか、民生委員みたいな客観的に、専門的に関われる人がいるといいのかもしれません。
いずれにしても、こういう事件て全然後を絶たず、どうやって防いでいくかのシステム改善が全然されていないですよね。
それにしてもものすごい雷。
娘はどんな反応をしてるのかしら…。