子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

介護保険料と東京タワー

今日で正式に不惑の年となって、介護保険料がついに始まった。

あなおそろしや。この先死ぬまで納め続けなければいけない人頭税(税金でもないけど)。

でも未納で10割負担とか見かけるし、本当、収めるべきは社会保険料というのは仕事を通して痛感しているからこれは腹を括るしかない。

 

区切りの年で、あと何年働けるかな、何年元気に過ごせるかな、記憶力の低下をもっともっと自覚して、それすらもわからなくなる日が来るのだろうか。

そんなことを思いながら、ここ最近過ごしていた。

なにか思い出になることがしたいな。

 

そう思って、思いついたのが、子どもと東京タワーに登ることだった。

去年も子ども二人と登って、今回二人を連れていくのは2回目。この連休中に計画を実行した。

 

去年は息子を終始抱っこして登ってそれなりに気合が必要だった。

けど、今年は何と、息子が全階段上り切ってくれた。

成長著しい3歳。

 

当日は晴れたり雨が降ったり、なかなか天候が安定しなかったけど、そのおかげで最高の景色が目の前に。

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180度にかかる虹。ただただ感動。

なんだか幸先が良さそう。

虹は特別だなと思うし、180度にかかる虹は6年前にバルセロナのオフィスで見た以来。

すっかり満喫して、景色を堪能して、帰りには青空がきれいに広がっていた。

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もうすぐ夏が来る。

こんな青空を見ちゃうと、暑い夏も嫌いになれない。爽やかすぎる。

 

ほぼ半日近くをタワーで過ごして、やっぱり思ったことは東京タワーを眺めるのも大好きだけど、東京タワーから見える景色も負けないくらい大好きなんだなってことだった。

時代にもトレンドにも逆行していることは重々承知だけど、もう純粋にひたすらにタワマンへの憧れを膨らませている。

きっとこれからは低層マンション、とにかく災害に強くコミュニティも盤石なエリアが好まれていくのだろうし、一部には都会離れも確実に進行していくだろう。

今は手の届かないタワマンが不意に手を伸ばせば届くくらいまで降りこないだろうか(金額が)。と思う。

 もし、東京タワーが見えたり東京タワーから見える景色と近い景色を毎日眺めていられるのなら、1日どこにも行かないで過ごせるだろう。

もし、老後に住むとしたらそんな場所が最高だな。しみじみそんなことを思っていた。

 

不惑と言われる年ながら目の前の景色に心を奪われ、うつつぬかし、惑ってばかりで幕開けです。

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ここで落ちたら鉄筋に強打して複雑骨折と脳挫傷は間違いないよと息子に諭した