昼間、ネットサーフをしていたら「家を捨て去る」という過激なエントリが目に入りました。
昼間から(これは私の事情か)過激だなと思いましたが、あーこの方のエントリか、と納得。
ただ、家を持たない身軽さを解いてる人と言えば真っ先にホリエモンが出てきます。
この坂爪さんという人の場合は、人の家を泊まり歩いたりテントとかでも暮らしてるらしい。かつて家出少女と言われた人たちとちょっと似てますね。友達の家を泊まり歩くとか。ただ、坂爪さんはポジティブなのかな?
ホリエモンはスーツケース1つでホテル暮らし。
1か月200万円の家賃で暮らしてたような人なら、コスパがいいのではないでしょうか。
対して、坂爪さんという人は1か月5万円程度で暮らすそうです。
ネットカフェと、テントと、友達の家。
わかるけどわからない、この感じは何だろう。
新しいとか斬新とか、なんかそういう話ではなくて何かのどにつっかえました。
1. 健康保険とか国民年金はどうしてるのだろうか。
2. 住民票はどこで、統一地方選挙ではどうやって投票するんだろうか
3. 結婚とかして子どもが産まれるとか言うときもこのままなのか
4. 具合が悪くなった時、どうするのだろうか
などなど、疑問がつきませんでした。実践しておられるようなので、答えはあるのでしょう。
ホリエモンなんて宇宙のはるかかなたという存在ですが、「ホテルで暮らす」一点に置いて「あ、そうしたい気持ちは分かる」と思いました。
坂爪さんという人の「月に5万円以下で暮らす」は限りなく私の生活圏内の話なのですが「家を捨て去る」ははるか遠い話でメリットをいっぱい書かれてもあまりメリットに感じられませんでした。
なんでだろう、なんでだろうと思って、ほかのエントリも読んだのですが、「家を捨て去る」を読んだたときと同じ結果(自分の反応)でした。
言葉は分かりやすいしイワンとしていることも分かるし、明確な反論はないのですが、「じゃあ、それをするか」「そう考えるか」と問われたら部分的に「しない」と思いました。
何だろうとまた考えました。
おそらく“距離感”の問題ではないかということに行きつきました。
いろんな話がふわふわとしていて、「なんか軽やかに生きてるな」というかメルヘンだなと思ったのでした。
だから、まるで寓話のように感じてしまいます。
でも、こういうふうな生き方をしている人も世の中にはいて、こういう風な発想、生き様があることを知るというのは勉強にもなりました。
ところで家というのは「衣食住」ともいわれるように人にとって非常に重要な意味があると思います。
いつかそのことも深く考えてみたいと思います。