社会福祉士のスクーリング
久しぶりにスクーリングの話を書きます。
通信で社会福祉士の養成コースに通っており、年に数回、スクーリングがあります。
そのスクーリングが4月以来、久しぶりに今月ありました。
スクーリングでは講義ではなく「演習」というものを学びます。プレ実践みたいなものですね。まだスクーリング1回目だったのでオリエンテーション的なものでしたが、社会福祉士(ソーシャルワーカー)の仕事のことや倫理規範を事例から学びました。
その中で、あーおもしろいなと思ったことがありました。
先生のやり方というかスタイルだと思うのですがすごくいいなと思ったことがありました。
それはこんな感じです。
ABCと選択肢があってAを選んだ理由は何か。〜だと思う、とか〜だからという簡単な答え方ではなく、Aを選んだのは〜で、それは◯と△という視点から考えたときにB
ではこの点に弱く、CではAにある△の側面が補えないからです。
みたいに徹底的に理屈で意見を主張するというものです。
フィーリング至上主義みたいな雰囲気が世の中けっこうあると思います。
政策がどうであれ、パフォーマンスがクールだから支持する、とか楽しい、幸せがキーワードで人生が進んでいくような。
でもある場面では移ろいやすい感情を排除して事実を積み上げてなぜ、どうしてを追求していくこと、そこに基づく決定をするって大事だと思います。
とくに社会福祉のような人の困難を解決していく仕事では、どこを聞くか、何を見るか、どの立場に自分はいるのか、もろもろ考えると感情に引っ張られてはよいヘルプができないんだろうなと思います。
日頃、自分が発言することについて比較的、論理的に考えていたと思っていましたが、演習を通してもっともっと理屈を徹底させようと思いました。
こんな人がいたらきっとかなり、うざい感じだとは思いますが、出し方次第で武器になり、盾になりそうです。