子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

ブログの思い出

地元の駅ビルにある、読売カルチャースクールの講師一覧を見ていた。

写真とカルチャースクールの講座紹介が載っていて、なかなかバラエティに富んでいるなと思いながら眺めていた。

イタリア語とイタリア料理とか、歴史散歩とか、海苔づくり体験とか楽しそうなものがたくさん。

その中に「ケーキ食べ歩き日本一」みたいな肩書きの講師の方がいて、どうも食べ物の写真の撮り方講座のようだった。

 

もしかしたら違うかもしれないけど、私がその昔ブログを毎日読んでいた人かもしれない。そうだったら面白いなと思った。

思い返すと、自分が書くブログは正真正銘の三日坊主。

ここでのブログが途切れ途切れになんとか年単位で続いたのは、ひとえにはてなブログのおかげだと思っている。

はてなブログは中の人になりたいくらい好きな会社だ。

生まれ変わって、もしエンジニアになる日が来たら、はてなで働きたい。

それくらい好感度の高い企業だ。

 

で、生まれ変わるよりも前に今の人生ではてなにユーザーとして絡んでおこうとブログを始めた。

インターネットが身近になったのはいつだろう。

大学時代(2000年頃)にはすでにあったけどあの頃はYahoo!のトップページが大体のデフォルト設定だったか。IEとかもあった時代だな。

Googleがトップページになったのはもう少し後だったと思う。

本格的にネットに馴染んだのは就職後で、毎日毎日PCを使う仕事になって、必然的にネットにも触れるようになった。そこでネットサーフも覚えたけど、あの頃読んでいたのが大体グルメブログ。

夫婦でフレンチやイタリアンや小洒落た焼き鳥屋さんなど好きなものを食べ歩いてるブログの方や、ケーキ店を巡っているブログ、スイーツからラーメンから東奔西走しているグルメライターのブログなどなど。

カレーブログは超好きで色々読み比べたけど、時々オフ会してたり喧嘩してたり、広いようで狭い世界の中での人間模様が垣間見えたな〜。

 

ケーキ店を巡る方のブログはすごくシンプルだった記憶がある。

私のブログみたいに余計なことばかり喋ってないで、ケーキとケーキ店にまつわる情報を上手にご本人の感想と織り交ぜながら記事にされていた。

読売カルチャースクールの講師にもしもなっていらっしゃるのだとすれば、本当にユニークな道の開き方だな、現代っぽいなと思った。

違うならまあ、それもそれ。

 

自分のブログが誰かを楽しませることはないだろうけど、随分いろんなブログにエンターテインメントを、情報を提供してもらったんだなとしみじみ思って、急にブログに敬意を表したくなった、とある日の午後の話。