子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

新型コロナ前後で世界は変わるか。

もう、寝ても覚めても新型コロナのニュースが世界を席巻しています。

私も御多分にもれず、新型コロナにたくさん影響されて生活しています。勤務先の病院でも2月末くらいから「かなり厳しい状況。恐らくは新型コロナの患者を診なければならない日がそう遠くなく来る」と院長は話していました。

その頃は都立病院や国立病院が受け入れ先で民間に話はおりてきてなかったのですが、院長のアンテナとカンでは「これはまずい」というなにがしかの論拠があったのでしょう。

職場では

 

今月の途中からPCR検査や発熱外来の設置、病棟の確保もしている状況。もちろん、医療資材は圧倒的に不足している中で。

 

まず、病院も感染対策が大きく変わるような気がします。スタンダードプリコーションはもちろんいつでも普段から徹底が当たり前ですが、全職種、誰彼なくそれは必要だし、物資がもう少し潤うなら医事やワーカーにも手指消毒のアルコールが配られるかな。

学校では

そして一番変わるのは学校ではないかと思っています。

授業のオンライン化、ホームスクールの広がり、共同体の見直しもこれを機にできるといいのではないかと思います。

私自身は、ホームスクールはあまり良いと思えてないのですが、一つに教えるプロじゃない上に「親」と「教える人」が同じでいいの?という問題を感じるからです。

お金の問題ももちろんあるし。

ただ、学校で画一的に授業をすることが全てでもなく、上手に離合集散しながら学校という組織が緩やかでインクルーシブな存在になってくれるといいなと思います。

例えば、授業を学校で受けたい場合は、その授業に参加していいし、その単元、科目は家でやりたい人は家でやればよくて、大学に近い感じというか。大学よりもさらにゆるくというか。

 

学習進度を自分が知るために定期的にテストは受けて、諸外国のように「体育は5年生の内容だけど、算数はまだ苦手で3年生、自分は年齢的には4年生」とかそういうことがあってもいいと思います。

だから、部分的にホームスクール、部分的に学校、部分的に塾も使って。みたいに子どもが自分のペースと興味に合わせて「5月は国語強化したい」とか目標立てて頑張れるといいなと思います。

 

たまたま、散歩途中に立ち寄った寂れた公園で娘がおもむろに鉄棒し出した時に、安定して逆上がりできるようになってて、体操教室で習得した技術が身についていることを実感できたからでした。

家では

さて、この休みの日の過ごし方としては、近所の散歩をしようと思います。家の近くには文豪の家があちこちあったり、通りを隔てると途端にお屋敷街で、娘にただただ大きい一軒家も世の中にあるし、うちみたいなウサギ小屋みたいな家もあるって社会勉強させながら。

 

娘に「こういうお屋敷住んでみたい?」と聞いたら「ママが住みたいなら。ママが住みたい家が私の住みたい家」と子どもの鏡みたいな回答をいただき、「その言葉録音させていただきますよ」と話してました。

 

うちでは体験させられないあれもこれもがあるけど、世界は広いし、人の数だけ住まいや住み方があることを少しずつ知れたらなと思います。

閑話休題

ちなみに、住み方といえば最近まで当院で担当していた方がうちの近くに住んでいたのですが「路上は一番いい。いい路上のコツはコンビニが近くにあること」と真面目に教えてくださいました。

まあ、たまにはふかふか布団や温かい、健康的な食事もいいでしょうということで、本人もまんざらでもなさそうでしたが。

仕事を通して私も目が開かれる思いです。

 

衛生については私の中でのルールは

  • 家に帰ったら時間に関係なくすぐシャワー
  • カバンや外で着た服はリビング内に持ち込まない(寝室ももちろん)
  • カバンや上着も洗えるものをできるだけ普段着る、使う
  • 外でカバンを床に置かない
  • 除菌は持ち歩く
  • なるべく物に触らない、寄りかからない、人に触れない

です。

新型コロナに関係なくちょっと触るとか気持ち悪いと思ってしまってつり革や手すりに掴まれないのですが、普段潔癖気味?なので今回のコロナでそこまで困っていないというのが正直なところ。

なのでそこはコロナ前後であまり変化ないかもしれません。

 

新型コロナ前はお出掛け大好きで電車やバスであちこち行きましたが、コロナが落ちいついても軽い気持ちでフッとお出掛けはしづらくなるかなーと思っています。

 

とりあえず、子どもがすくすく育ってくれたらな。

それが一番の願い。