子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

遠回りしすぎた。

最近、よくミスチルの「ロックンロール」を聴いている。

まるで私の心を代弁しているよう。

もし違う生き方を選んでいたら...って。

 

とはいえ全部やり直したいみたな焦燥感はない。

中学、高校も選んだ大学も全部満足していて人生もう一度やり直しするとしても同じ中高、大学に行きたいと思う。

それくらい学校生活やカリキュラムに満足していた。

大学を出て出版社で仕事したのも後悔はない。ただそこでなんだか急にIT企業に行きたくなっちゃったのと、勤務先の出版社の体制に嫌気が差してしまったのが頭の悪いところだったかもしれない。

原因は複合的にあるけど、元夫とその頃出会ったことも多少影響している気がする。

 

外資系のITにいたのも楽しかったし、そこから日本の大手ITを経験できたのも良い経験だったような気はするけど、もし人生でテコ入れをするとすれば、大学時代の中身(過ごし方)とここら辺だなと思う。

場合によっては出版社も経験せずにソーシャルワーカー目指してればなぁ...なんて思わなくもないけど、やっぱり本に携わること、時事を伝えることはすごく使命感があったというか見聞も広がったし楽しく働いてたからそれも良い経験だった。

 

今振りかえってもし変えるとしたらIT企業(特に日本の大手)は行かなくてもよかったのかもしれない。大きな局面に立ち会えるとか大きな仕事をしているとか、そういう人のそばにいる楽しさとかはあったけど、じゃあ自分がそこで何をする?できる?と考えるとITは私には徹底的に不向きだった。

あの頃に知り合った人などの動向をゆるーくFacebookで知るのだけど、「相変わらず大変そうだな」と思ってしまう。

大変そうっていうのは私の偏見でしかないことはわかってるけど、目に見えないたくさんのUUやファンを相手に記事を作り、数字が全てで評価される人事考課。

もちろん、そうじゃないメディアもあるし、私(たち)がそういう風に目指していればいいって話ではあるけど、組織の中では当たり前だけど数字が取れないと御託は並べても意味がない。

 

どの仕事も「楽しいな。性に合ってるな」と思ってやってきたはずなのに。

なんだか、今更ながらITは向いてなかったな〜と振り返る。

GATBとかVPIテストとか受けて性に合ってると出ていた仕事に社会福祉士があったからもう少し早い段階で資格とかとっておけばよかったかな、とガッカリしてみたりする。

 

でも、まあ紆余曲折あったけど今の病院で働いてて、ものすごく「身の丈にあってる」って感じがしている。大学病院でもなく、メディアに出るような有名病院でもなく、大組織でもなく、地域の小さな病院てところが、地に足ついてていい。

 

いろいろ遠回りしたからたどり着いたのかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

自分にもう少し知性と理性があれば...と思うので、人生のテーマだろうな。知性と理性を身につけること。