連休中に、私の髪の毛がいたたまれなくなってしまったので慌てて美容院に駆け込んだ。
このガサガサの髪でもう1週間乗り切ることができない。
前回行った美容院は美容師さんと全く合わなくて(話が)、おまけにあっという間に(といっても4ヶ月位はもったけど)髪が総崩れしたので今回は新しいところだ、次だ次!と思って、新しい店をまた開拓してしまった。いい年して落ち着きがない。
息子の習い事の送迎もあって、時間に余裕がなかったから予約時間ぴったりに受付へ。
ちょうど会計を終えて帰る若い女性と、妙に馴れ馴れしい男性美容師さん。
この人じゃないといいな、と思っていたら女性美容師さんが今日のメニューの確認に来てくれた。よかった。担当は女性美容師さんだった。
そう思って案内を待っていたら、先程の馴れ馴れしげな男性スタッフが「どうぞ〜」と案内してくれた。
嘘かなと思ったけど、どうやらカウンセリング以降はこの男性スタッフであるらしいことがわかった。
馴れ馴れしいと思ったけど、私には極めて普通で極めて話しやすく、何の問題もなく、こちらの要望もきちんと聴いてくださった。
まずはシャンプー、そしてパーマと進めていったのだけど、パーマが終わった辺りだろうか。
ふと髪の毛がごわついたりガサガサになるのでサラサラを如何に保つべきか。という素朴な疑問を呈してみた。
ちなみに普段の手入れとその答え合わせは以下の通り。
- 週1と書かれているヘアマスクを週7使ってます→✗
- 髪の毛は根本を乾かしてあとは放置です→✗
- ヘアマスクは指でザッザと豪快に髪になじませて体洗った後にすすいでます→✗
- 髪の毛を乾かすときは、まずタオルドライ、その後ドライヤーをして途中でヘアオイルをつけてます→✗
- 朝、キシキシって感じがするのでヘアオイルまたつけます→△
どう考えてもほぼほぼ不正解だ。私の髪の毛、いかに苦しかったことか。いかに虐げられてきたことか。
そしてさも正しいかのように、そう接してきた私の根本的な問題があらわになった。恐ろしい。
とりあえず、ヘアマスクは規定の時間をあけるべきだし、コンディショナーをつけたらクシでとかすべきだし、髪の毛を乾かすときには最初にヘアオイルをつけるべきである。
この大事なセオリーを勉強できたので、すごく満足度の高い美容院となった。
そして最後に。
美容院で選ぶのではなく、美容師で選ぶべきです、ミドル層。
そう言われてぐうの音も出ないわ。
もう私は20代ではないのだ。いろいろと経験をしてきたわけではないけど、時間だけは費やしてきた世代なのだ。
なので人で選ぶべきなのよね。
馴れ馴れしい人だと思ったけど、すごくいい人だったので指名料取られてでもちゃんと指名して同じ人に髪の毛をいじっていただこう。せめてもの、今までの私の髪への罪滅ぼし。