大人になるための通過儀礼
健康診断を受けました。
毎年、4月なのですが今年は会社のゴタゴタであやうくなくなるところを「健康診断、今年やってないですけど」と言ってみたら、手続きをしてくれたようで早速、先日受けてきました。
ところが、前日にキットとか問診票とかまるっと会社に置いてきて、準備不十分のまま健診へ。しかも、前日夜、いつもどおりにビールを飲みました。
朝、会社で確認していたら「アルコール厳禁」とありました。
飲んだものは仕方ない、ということで元気よく健診へ。
昨年もそうでしたが、健康診断をするクリニックは、病院ではないので「採血部」なんていうものはなく、看護師さんがいろいろ兼務しながらやってくださいます。
そのせいじゃないとは思うのですが、全然出ません。毎年、血管をぐりぐりされ、注射針の跡で腕が真っ青になってしまいます。
今年もぐりぐり、と。
いかに慈恵医大の採血部が上手か、いつも感謝を込めて思い出す瞬間です。
視力、血圧、聴力、胸部レントゲン、心電図なんかをスルスルと受け、本日のメインは、バリューム。
「バリュームは大人になるための通過儀礼である」
と確信しました。
これを受けなくちゃいけない年になったんだという複雑な気持ち。
それ以上にこの検査に苦しむ自分の未熟さも思いました。
妊娠してからさまざまな検査をしましたが、我慢、我慢という感覚が強くて、今回のバリュームも我慢大会としか言いようがなかったです。
最初に、胃を膨らませるための薬を飲むんですが、何も食べてない胃に突然水を飲んだものだから、胃が痛くなってなかなかキツイ。
そこに、せっこうみたいな(色とドロドロが)バリュームを飲むんですが、「全部飲んでください」のいうことを聴かずに(聴けずに)9割飲んでやめたら、
「全部飲んでください」
「お腹もふくれてないので薬飲み直して、もう一度残りのバリューム飲んでください」
と言われた辺りで堪忍。
やるかやらないかの二者択一。無料で胃の状態を調べてもらえるんだからやるしかない!と再挑戦。
右に左にぐるぐる自力で回れと言われてレントゲン台もアトラクション並みに?回転してました。
長い地獄のようなバリュームが終わって、後は問診。
バリュームに比べたら朝飯前のものです。
帰り道、コンビニに立ちよりまくり、バリュームの気持ち悪さをどうやって晴らそうかと考えていましたが、とくに食べたいものもなく…。
つくづく思いましたが、成人式で毎年騒ぐ成人たちはこのバリュームを飲んだらいいと思いました。
大人になるってこういうことなんだよっていうことをなぜか強く感じました。
これを何度も体験しているベテラン勢はすごいなと思います。
ところで病気になるとさまざまな検査をしますが、たかだかバリュームでこんなにつらいと感じている私はまだまだ甘いなと思いました。病気の人はもっとつらい検査や治療を耐えていることを思うと、その忍耐が報われますようにと心からお祈りしたいです。