毎日、娘が友達と待ち合わせて学童や小学校に通っている。その中のボス的な立場の子がある日、こう言ったという。
「明日からみんな7:50集合ね!」
家が遠い子は「私は待ち合わせ場所まで10分かかるから無理だよ。嫌だよ」と言って結局7:50の待ち合わせにならなかったようだけど、そういうことが気になる娘は、早起きして7:50より前に待ち合わせ場所に行った。
みんな、結局いつも通りの時間に来たらしい。
そのこととはあまり関係ないのかもしれないけど、娘は「みんなと行きたくない」という。
いつも4人で行ってるけど、娘以外の3人がずっとおしゃべりをしてて輪に入れなかったとのこと。
そういう時のなんとも言えないだるさがものすごくわかる。誰もが味わったことのある、なんとも言えない「あの感じ」ってやつだと思う。
もし、娘が一人で行くなら、雨の音も存分に楽しめたり、風に舞う木の葉を飽きずに眺めたり、信号が何秒で変わるかを数えたり、歩いてるだけでたくさんの楽しみを発見できる。
友達がいると、輪に入りたくなるしそのタイミングをはかって緊張とストレスがかかるんじゃないかと思う。
娘の時間は娘のものなので、一人で過ごす時間も貴重で、自分の好きにアレンジして欲しいと思うので、「ママはその判断、いいと思うよ。途中まで一緒に行こう♫」と伝えた。
保育園時代の友達関係が続いてて、家も近いからたまたま一緒に行くことになったけど、関係の築き方もコミュニケーションも娘と友達とは違う。
家が近いから友達の仲が深まるわけでもないし、一つ一つ、娘がこう思った、だからこうしたいという気持ちを後押ししてあげたらなと思う。人の道に外れること以外は。