子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

第二子の年少さん。

いつ頃だったかな。1年くらい前からか。娘が保育園の最終学年になってだいぶ凛としてきた時期があった。それと呼応するように、息子の暴れっぷりが激しさを増した時期がある。

それから1年ちょっと。息子はまだまだ激しく騒いで目が離せない時がある。激しく騒ぐからといって何か問題があるとも思えないものの、トミカで娘を殴るところなど、外でやったら警察に突き出すレベルだよと思うし、これが家庭内で起こっている今、毎度「タカさん、ゆうじさんが来るよ」(あぶない刑事)とか「『星を必ずあげる!』って大岩一課長が来るよ」(捜査一課長)とかいうけど、むしろ喜ぶのであんまり効果なし。

違う場面では、気に食わないとものを投げている。

ものを投げる、壊す、叩く、(人も)叩く、蹴るは全面禁止をしているけど、なかなか直せない。

 

保育園ではどうしてるのだろうかと日々心配は尽きない。

 

ただ、なんでだかわからないけど、私の心に火がつく感じがない。

つまり怒りに任せて怒ってしまうようなシーンがあまりない。家の中で娘に突っかかってるときはなるべく私が壁になっているけど、私が間に入ると少し怯むようだ。

それに、「しつこいよ。やめさないって言ってるでしょう」というと、なんとなく「はっ」とするようだ。

 

先日、友人が我が家に物を取りに来てくれて、久しぶりに子どもたちとも会ったけど、「随分落ち着いたね」と言われた。毎日接していると「あれ〜落ち着いたかな。でもタイミングかな」と思ったりするけど、もしかしたら落ち着いたのかもしれない。

私が感情の起伏をこの上なく凪にしている(なったというか)と、息子が暴れ馬になってても、息子の方から落ち着くタイミングが比較的早く訪れるようになった。

 

娘の時にはその余裕が私に持てなかった気がする。一人目と二人目の違いがあるかもしれないし、娘がグズグズ、いやいやとしたいときに赤ちゃんだった息子の世話もあって、向き合いきれなかったというのもあるかもしれない。

その意味でも上の子は割りを食う感じはあるのかもしれない。

その当時は気づかないこともたくさんあって、親って不完全であるという当たり前のことを改めて噛み締めている。

 

最近ようやく、子どもの言葉にならない気持ちを受け止めることができるようになってきたのかもしれないけど、その気持ちの余裕は、夫がいないということも大きいだろうし、職場にストレスがないことも大きいと思う。

いろんなことがあって、がっかりすることも多少はあるけど、総じて今の職場にもこの環境にも感謝でいっぱい。

一人目の時以上に、二人目の成長が早く、愛おしく感じる。赤ちゃんの時代は本当に短くて、今はもうすっかり赤ちゃんではなくなってしまった。

だからか、些細なことで泣いて怒ったりする息子を抱っこしながら「いつまでこういう風に抱っこさせてくれるのかな」と考えてはちょっと寂しくもあり。

親も成長しないとね。