子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

ハーネス、大声。

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娘のときも息子のときも、ハーネスを使うことはなく今に至っている。

別にハーネスが好きじゃないとかそういったことではなく、ベビーカーで移動することが多かったから。

もう少し大きくなってからは...そう大声で「走らない」とか「止まって」とか叫んでいる(現在進行系)。

ハーネスがあればそういう必要もないのかも。

スーパーの中で何度となく息子を見失い、誘拐されているかもしれないという緊張感の中、30分くらい探し回ったことも何度かある。ハーネスがあればこんなことにもならなかったのかもしれない。

ただ、うちの息子のこと。ハーネスを器用に外したりちぎったりしかねない。

 

結局、まいどまいど大声で息子を呼び止めたり所在確認をしたりしているのだけどきっと効率は悪い。それにこんなご時世、大声で呼ぶなんて「うるさい!」と怒鳴られかねないし、名前を呼ぶことはリスクもあるなぁと思う。

 

この間、ハーネスを付けている子どもと親御さんがいて、「この景色も見慣れたな」「娘が赤ちゃんのときにはもっと市民権がなかったな」なんてことを思った。

 

最近になってようやく息子は外に行くときに手をつないでくれるようになった。

ハーネスを必要とするのも、大声で子どもを呼ぶ必要があるのももしかしたらほんのひととき。

すべてが通過点だとしても、ほんのひとときだとしても、そのときそのとき親も子も必死だしできることをやるしかない。

子どもを大声でコントロールすることは褒められた話ではないし、ハーネスについても人によっては眉をひそめるのかもしれない。

でも子どもの身をどう守るかって特に3歳前後で一番たいへんな時期(な気がするのだけど人によっても違うかもしれない)には本当に悩ましい。答えもない。

 

手をつないでくれるようになったのも、そんな日が来るとは思わなかったしそうならない子もいるかも知れない。

何にせよ、子ども自身が自分である程度の安全を確保できる(横断歩道を渡る前も渡っていても車に注意するとか)まで親の重責もすごく大きく、生きてるだけで毎日ありがたい。