一般的にはあまり受け入れられないかもしれないけど、自分の家族や親しい人も含めて、どうしても「さん」や「ちゃん」「くん」など敬称をつけずに相手を呼ぶことができない。
逆に、自分自身が呼び捨てにされることもまた、すごく違和感がある。もちろん、職場で対外的に話すときにはその限りではないし、学校の先生だったり先輩が名字を呼び捨てすることも「そういうものだから」と受け入れている。
だけど、友達であったり親しい人から呼び捨てにされることの違和感。
友達はあだ名で呼んでくれるから呼び捨てというのもあまりないけど、元夫は結婚した時に「私を呼び捨てにしたい」と言ってきた。
それは親しいことの証らしい。私としては「失礼な」と思ってしまい、そう呼んで良いのは親と姉だけだ。と思った。
親からは呼び捨てにされることも多いし、ここにも特段の違和感はないのに私自身は自分の子どもを呼び捨てにすることはまずない。
親しくもない、夫からなんで呼び捨てにされないといけないのだろうか。
自分がどうしてそう思うのか考えると、失礼に感じるということと呼び捨てにすることがなんとなく乱暴に感じるということとの2つがあってきっと呼び捨てを忌避したいのだろうと思う。
元夫の兄弟もまた、元夫と似ているけど、彼らの配偶者は呼び捨てで呼ばれていて自分は「さん」づけで呼んでいたな〜。
なんか、そういうのもいやだったな〜なんて急に思い出した。
たとえば、まさこさんという人がいたとすれば、夫からは「まさこ」って呼ばれるのに妻側は「よういちさん」て呼ぶ感じ。
このあたりの非対称性が私には受け入れ難かったし、この程度のことでつまずくのでその先の結婚生活において上からものを言われることへの抵抗感は私の中にすごく合ったと思う。
そういうのがない人だったら、きっと結婚を続けられるのかもしれないけど私は勘弁してくれと思ってしまったし、このことは元夫にも伝えていたけどバカにされて終わった。
まあ、親しいからこその呼び捨てというのもあるのだとは理解するけれど、やっぱり娘も息子もちゃんやくんづけで呼ぶ以外に呼びようがない。