子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

クラスに一人はいるうるさ型。

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娘が珍しく、あんまり楽しくなさそうに過ごしていた。「どうしたの?」と聞いてみたところ、どうもクラスの子に怒られたらしい。

それも、「1時間目が終わる前に、娘ちゃんは○ちゃんに3回も声をかけた」ということだったらしい。そして「○ちゃんとは話しちゃだめ」「1時間目が終わる前までに1回まで」という謎ルールも提示されたらしい。

それを言ってきたAちゃんは多分、すごい本気だし、良いことしてるつもりなのだろう。先生からも「あんまり○ちゃんと一緒にいすぎないように」と言われてしまったらしく、娘もそれなりに落ち込んでいる様子。

 

今までAちゃんのことは名前も聞いたことがなくて、娘の交友関係の範囲外のようなのだけど、どうしてAちゃんはそんなこと言ったんだろう?と娘に聞いてみたところ、「あの子はいつだって自分が一番になりたいから。私が○ちゃんと一番仲良しっていうのが嫌なんだと思う」。

 

なるほど。あの手のおせっかいの心理の裏にはそんな気持ちがあったのか。

 

「Aちゃんに『うるっさいな!そんな法律どこにあんだよ。あんたに迷惑かけてねぇだろ、ほっといてくれ』とか言っちゃうな〜」と娘に言ったら「法律って何?」と聞かれて、そこから話を始めることに。

 

まあ、汚い言葉で反論するのは得策ではない。

でも、いまだにこういうタイプの人って心底苦手。誰と誰が仲良くしようと、ほっといてくれよと心底思うし、いちいち「はい、3回以上しゃべったから罰ゲーム」みたいなこと言う人を心底軽蔑して過ごしてきたから、娘の疲労やストレスもすごくよく分かる。

 

その後、悪化してないことを願うし、娘と○ちゃんは保育園時代からの長い長い付き合いで、Aちゃんが入り込む余地も今はないのだけど、そういうのって治らないものなのかな。

娘も「自分が一番じゃなくちゃ気に食わない」というたちでもないから、譲歩しているよう。

それもそれで疲れるだろうな。

娘には「いくらAちゃんが一番を目指して一番になりたくても、ママにとっての一番かわいい子、一番大好きな子は娘ちゃんと息子くんだけだからね。それはAちゃんではないんだよ」と伝えた。

きっと、Aちゃんの両親もAちゃんが一番可愛くて大好きであるはず。そうあってほしいなと思いつつ。

もしも、万が一そうでなかったら、学校での言動にはもっと悲しいものが隠れているのかななどと考えてしまった。