子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

家族3人。

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元夫と一緒に住まなくなってはや5年が経とうとしている。

すっかり私と娘息子の3人での生活が定着している。

娘が午前中、学校に行っていると私と息子だけ。なんだか足りない。息子も元気がない。私もやる気が起きない。

これが、娘が帰ってきただけで家の空気が変わる。特段のムードメーカーというわけでもない。逆に、息子がいなくて娘と二人だと、同じことが家に起きる。

一人いないと「欠けた感じ」がする。

 

元夫とも確かに家族だったはずなのに、私の中では「いないとホッとする」人になっていた。帰ってくると私の気が重くなる。

もう帰ってきたのか...と。

それが、そんな日もあるよねというレベルではなく毎回そうだった。

理由は単純で、帰ってくると大抵は怒られたり出かけ先の様子を事細かに詰問されるからだ。

興味があるとか心配しているという次元ではなかった。

仮に言葉や質問の意図がそうしたことだとしても、それを聞いてあなたは何の満足を得ようとしているのか、単なる自己満足ではないか、何なんだよ...と思っていた。

元夫は娘と月に1度程度会っているけど娘にも「学校でいじめられていないか」「先生は変な人ではないか」というアプローチ。

まあ、私も聞かないわけではないから、いちいちそれをもって夫がおかしいなんては思わないけど、「聞きたいことを聞く」んじゃなくて「相手が話したいことを聴く」っていうのも大事だよ。

と、思う。

 

先日、姉と話していてその心地よさを知ってしまった今、自分もまた人の話を「ふん、ふん」と聞ける人でいたいと思うし、姉の自然体は永遠の憧れだし、この年になっても世界でやっぱり姉が一番スキだなと思ったりしている。

 

家族のことをここのところあれこれと考えている。

年をとるにつれて、それぞれの生活圏も広がるし人間関係も変わるし、考え方も変わってくる。だけど、「このメンバーで落ち着くね」というお互いでいたい。

娘にとっても、息子にとっても「我が家」があって当たり前の心地よさであると良いな。

二人が仲良く遊んでいるのもまた、すごく可愛くて自然な姿で、貴重。