子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

きょうだいの顔。

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娘を生んだとき、ずいぶん和顔の子だなと思った。夫もそんなに目が細くなく、私も二重でどちらかというとフィリピーナに間違われる感じで、系統の違う顔立ちの子が生まれるもんなんだな、と感心した。

 

時を経て、息子が生まれたとき、こちらは生まれながらにくりっくりでまつげも長くて目鼻立ちのはっきりした子どもだった。

これまた娘と系統の違う子どもが生まれてきたことに感心した。どちらかというと私よりも私の母にそっくりで、笑顔なんてまるで親子。

娘はどちらかと言うと、夫の姉とか妹に似ているから、夫系統の顔立ちなのかもしれない。

遺伝てすごく不思議なものだなと思う。

 

こうして系統の違う2人なので、当然きょうだいに見えにくい。

2人並んだ写真で、目も鼻も口も全然似ていない。

異父きょうだいに思われるかしら...なんて離婚したことも相まって少しだけ心配した。

そういえば第二子妊娠中、保育園の先生に「お腹のお子さんは娘ちゃんと違うパパですか?」という直截な質問をいただき「いえいえ、同じです」というやり取りがあった。

 

そういうことは全然気にしないしモヤらないし、妊娠中に別居したからその話の流れでの話だったから今急に思い出した。

 

同じ親から生まれてもこの違い。

だけど、たまたま娘の同級生の妹、弟が息子と同級生で何組かいて、その子たちもお姉ちゃん、お兄ちゃんと顔立ちが違う。

きょうだいで違う系統の顔になるというのは珍しくもなく、子どもなんて0歳と5歳で違う顔しているからこれからも変わるだろうし、似たり似なかったり時期で変わるのだろう。

 

私も姉とは異なる系統。母や祖母は「そっくりね」というけど、私はあんなに姉みたいにかわいくない。そうずっと思っていたし、今もやっぱり姉はかわいい。

私はそういうタイプじゃないなとしみじみと思う。

だけど、声とか話の間合いは妙に似る。

娘と息子も声がそっくり。「ママ」って呼ばれてどっちに呼ばれたのかわからなくなるほど似ている。

 

寝姿が同じっていうのはデフォルトだし、いろんなことが同時多発で起こる。

双子のそれとは次元が違うだろうけど、きょうだいのシンクロもなかなかおもしろい。

子どもを観察していると見飽きない。