散歩という名の「死の行軍」
子どもたちを誘って気楽に「散歩に行こう」と週末の昼に連れ出した。目指すはガーデンセンター。
我が家からあるけなさそうな距離。だけど、歩けるような気もする。
ふらっと出かけた私たちは、道に迷ってないふりをしながら、途中、公園で遊んで気を紛らわせてあるき続けた。
家を出てから1時間半以上。公園の滑り台以外、子どもたちは腰を下ろすことなくひたすらの行軍。
今、Googleで確認したら3.9kmの道のりだった。
遠いような、そうでもないような。
大人の4キロと4歳児の4キロには大きな隔たりがあるだろうけれど、子どもたちはあるききって家まで無事に帰ってきた。ただし、帰りは電車を使って足を休ませて。
買い物に行ってもそうなのだけど、とにかく無駄にたくさん歩いてしまう。
母さん、そこは何度目よ?と同じ箇所をぐーるぐる。
子どもたちはそんな私につきあわされ、キレながらもついてきてくれる。きっとあと5年もすれば「ママと買い物に行くとやたらと疲れる。そしてデザートは全部テイクアウト(つまり家で食べる)」旨味なし。
と判断されるだろう。
ガーデンセンターでお目当てのものの、当たらずとも遠からずの鉢植えを購入して、来年のミモザに備えている。
まずは多年草でモチベーションを高めておこうと思う。
なのであじさいを買おうとしたけれど、すんでのところでやめておいた。
外国産の多年草は暑さにも寒さにも強くて、私でも育てられるのではないか、と淡く期待している。
子どもたちはリカバリーも早く、4キロ程度では翌日に響くこともなく、翌日も朝から元気いっぱいに走り回っていた。