子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

「うるさい、疲れる」

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子どもたちはとても賑やかだ。特に下の息子は止まったら死ぬゲームでもやってるのかと思うほど、落ち着きが無いことがよくある。ずっと「危ない、走らないで」「止まって。待ちなさい」と言い続けている。外出時にそうした声かけをしないでいられたことはないし、目的地につくまで言い続けていることも全然珍しくない。

娘もそこに参戦して賑やかさが倍増されることも多い。公園などの全くの外であればまだしも、スーパーの中とかでかけ先の大人ばかりの場所などでも所構わず。当然、家の中でもそんな感じだ。

起きたらすぐ、そんな一日が始まる。

朝は娘よりも先にトイレに行けないだけで機嫌を損ねて何もしない息子とか、ちょっとしたマウントにプライドを傷つけられて服を投げつける娘とか。

そんなことは日常的すぎて、別に叱るまでもない。

家が汚いと言われるけど、こうして子どもたちが癇癪の果に投げたおもちゃや服を私は拾いたくない。

 

自分のものは自分でどうぞ。自分の感情は自分で回収してくれ、怒りだけは。

 

私は「またかうるさいなぁ」くらいでいろいろなことをスルーしている。何ならうるさいとすら感じていない。怪我がなくて大幅に他人に迷惑を掛けるシチュエーションでなければ許容している。家の中では。

外出時はずっとずっと注意するけど、家の中では多少ふざけたっていいだろうと思っている。

ところが私の母はそうはいかない。もううるさくて仕方ないらしい。母もすぐに機嫌を損ねてイライラしてしまう。だけど子どもにそれをぶつけもできずに更にストレスを抱えている。

私も年取ったらきっと子どもの金切り声に耐えられなくなるのだろう。我が子だから平気なのかも。

母は神経質で繊細。

だから自分が注意することで子どもが萎縮することも知っているしそれを回避したいと思うらしく、言いたいことが言えないでいる部分もある様子。私からしたら十分に不機嫌で十分に雰囲気を悪くしていることもあるのだけど、母なりの孫への気遣い。

別に嫌いなわけではなく、ただただ子どもたちのはしゃぐ声やテンションが苦手なのだろう。

母に比べれば命令口調で叱ることの少ない私は、子どもからしたらちょろいもんなのかもしれない。

だけど叱るのもエネルギーがいるんだよね。

子どもと一緒に出かけると疲れるのは、叱ることが多いからっていうのと、私のストレスになるような汚いと思うような行動(地面にしゃがみ込むとか壁に寄りかかるとか)が頻発されるから。

母のように子どものはしゃぐ声そのものがストレスな人は、子どもといる生活なんて苦行そのものかも知れない。