子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

一人でワンオペと二人でワンオペ

もはや保育の勉強をしているとワードとして登場するまでに市民権を得た「ワンオペ育児」。

これについては、私は多分本当の意味では経験してないのだと思うから、とやかくは言えないけれど、婚姻中は夫が子どもに関わるのがあまり嬉しくなかった。いわゆるガルガル期みたいなものとも違い、なんというか夫が関わることによって増える一手間とかふた手間みたいなものへの嘆息。

それがすごく煩わしかった。

それに「僕やってます」みたいな感じなのも苦手だった。

夜中まで働いて帰ってこない家庭だったら離婚も無かったのではないかと思うけど、彼自身が組織の中で働ける従順さや柔軟性がなくて、うまくいかないことを人のせいにしていたからどのみち無理だっただろうな。

 

離婚したことで多くの場合に一人で二人を見ることになったけど(それでも実家が手伝ってくれることもあって助かりまくっている)、大変だけど全然大変じゃなくなった。

例えばコロナが流行る前のある冬。

翌日は日曜日だし、ゆっくりできると思って、夕方遅くから子どもたちと六本木に繰り出して東京タワーや六本木ヒルズのイルミネーションを見に行って、帰りに適当にお惣菜を買って帰ったり。

そういうふうに子どもと自由にお出かけができるようになった。

夜のお出かけはそれくらいだけど、朝から「今日はちょっと遠くの公園行こうか」ってピクニック気分でブラリとバス旅したり、公園に出かけたり。

 

私と子どもの間に元夫がいないことによる風通しの良さみたいなものがあって、一人でワンオペは楽だなって思った。

元夫と暮らす苦しさはもう戻りたくない過去。

 

それもあってか、今もこれからもこの子たち以外の誰かと生きていくことはないだろうなと思う。

私の性格が結婚に向かないのだろうし、結婚した相手が訳ありすぎたのかもしれないし。

わからないけど、二人大人がいるのにワンオペっていう時のストレスと、最初から一人でやるワンオペには天と地の差があると思う。