健康であることなどを前提とした話ではあるけれど、周りの人を見ていると、仕事が好きでガンガンやる人と、生活のために割り切って働く人と、できれば働きたくない人など仕事に対する向かい方ってそれぞれだなと思う。1つ目の理由以外で仕事をしている人は「仕事をしなくてもいい」という状況に置かれたら、そんなに仕事に執着しないでさっさとやめていく。
こういうのって「多様性」だなと思う。職場が求めているのはもしかしたら1つ目の人かもしれないけど、必ず2つ目、3つ目のタイプの人はいるし、善悪ではなくて、世の中ってそういう風に構成されているなぁと思う。
私は圧倒的に1つ目タイプだし、姉もそう、父もそう。
友人の中には2つ目、3つ目タイプもいるけど、1つ目がわりと多いかも知れない。
仕事をすると、自己効力感とか他者に評価される時に受け取れる満足感とかがあるけれど、2つ目、3つ目タイプの人はそういうのを他者に求めないのか、もしくは身近に常にそれをフォワードしてくれる人がいるのか。
それも全然ないけどたとえば趣味や特技でそういうふうに自分自身で自己効力感を高められたり、仕事に頼らなくても得られているかもしれない。それはそれですごく大事だなと思う。
「自己効力感のために」働いているわけではないけど、結果的に得ているかもしれないと思うと、深層心理の中に自分が仕事を楽しいと思っている気持ちの底にはそんな期待もあるのかも。
仕事がすごく好きで、結婚しても子どもがいても仕事を続けていくって、パートナーの理解はものすごく大事だなと思うし、お互いに相手の職業を尊重できなければ成り立たないだろうなと思う。
姉の様子を見ていると、旦那さんの理解もすごく大事だっただろうし姉もまた、旦那さんの仕事については高く評価している。そういうのって大事。
そんな事を考えていたら元夫のことをついつい思い出した。
「仕事か家庭か」と迫られるのも嫌だったし、最終的には離婚することよりも仕事ができなくなる方が困ると思った。
寝ても覚めても。まではいかないけど、仕事に対するウエイトはそれなりに大きい。