子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

二人の世界

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何度も何度も書いた気がするけど、相変わらず姉弟の仲麗し。

家のことが一区切りして、娘の習い事までの間に公園に遊びに行ったときのこと。

自転車の練習〜滑り台、ブランコと二人で追いかけ、追いかけられ、一昔前の(大昔の)「芸能人は歯が命」のCMのごとく走り回ってふざけあっている。

周りに同世代の子がいても、二人はお互いがいれば他の人のことなどまるで目に入らないかのような、ニコイチ感。

ブランコを漕いでいて二人で高らかに笑い、楽しみ、喜ぶ姿を見ているとこの二人の間を引き裂くものはどの者も罰当たりと思えるほどになんていうか「これが愛である」みたいなものを感じる。

 

私も姉とはすごく仲良かったし、私といっぱい遊んでくれたけど、娘と息子と同じ年齢差であることを考えると「ここまで一緒に遊び込めていたかな」など思ってしまう。性別の違いもあるのに、二人の興味関心はお互いに引き寄せあっているというか。

息子はポケモン担当、娘は名探偵コナン、二人共通はゲゲゲの鬼太郎、みたいにお互いの好きなものは大事にしようということと、二人で楽しめるアニメはこれというものを持っているのもちょうどよいのかも。ちょっと前まではレンジャーものだったけど、推理系が好きな娘、ポケモンに度ハマリの息子の興味関心は今のところこれで安定している。

 

何度も思うけど、小さい頃に多くのものを共有し(時間や好きなもの、食べ物、空間など)経験を積み重ねているものはきっと成長したその後で、その先でなにかの深いつながりとなるのではないか、と思う。

 

「きっとお姉ちゃんはこう考える」「弟はこう言うだろう」みたいなこと。

家族故に本人の意志を推察できるという感じで。

この二人の関係を見ていると親は出る幕はないし出る必要もないと思う。ただただ、身の安全と二人の健やかなる成長をお支えするばかりです。

そんな気持ちになる。息子にも語りかけたけど「二人の子どもたちの、仲良く楽しそうな姿でママは十分に幸せでこれ以上の幸せはなくて、二人が何よりも大事」。

これだけ。