忙しさの中にも自由。
「フリーに働く」か。今日は仕事の愚痴でも書こうかと思ったら仕事関連のワードがあったので自由記載してみる。
今日はとにかく、忙しく盛り沢山だった。
朝から退院患者さんのためのカンファレンスを開催。終了直後、自席に戻れずその足で施設を検討している家族との面談。
終わって戻ったら1時過ぎ。
何本かの折返しの電話と早めに面談調整をしないといけない家族への電話、20分弱のお昼をとって席で一息ついてたら「あのぉ、午後のIC始まってますよ」っていう電話でICに滑り込み、ICが終わって絶対こりゃ家族と話さなくちゃ!という案件だったのに、次のお客さんも控えていて、とりあえず5分で話を済ませた。
その時点でお客さんを15分おまたせしての面談スタート。
患者さんの饒舌な話についつい眠気...というのは嘘ということにしておいて、とにかく長い長い話の後、まだまだやるべきことが終わってない。とりあえず、先週来、続いている患者さんの退院後に関する課題をリハビリスタッフと話しあった。
「そうだ!Hさんは明日退院だ。お金あるかな、入院費払えるかな」ということで本人に尋ねてみたら「下ろさないとない」と。
それじゃあって患者さんと夕方遅くに近所のATMまで車椅子をおして行って、帰ってきたところで患者さんが転んじゃった。
こんなこと、人生で初めて。そこで転ばないでよ...最悪の事態が目の前で起きてることにやや消化しきれず、患者さんの身体状況も心配で対応自体にあたふたとして、幸い怪我はなさそうで車椅子に戻っていただき、病院まで戻ったけど、肝が冷えるわ汗はかくわ...。
仕事が一つ増えて、患者さんへの申し訳無さとともにインシデントレポートを作成。
いや、まだ今日の仕事は半分しか終わってない。まだまだやらなくちゃいけないことが複数残っていて、とりあえず朝イチの会議に出席してくれた関係者に電話して今日一日で進めたことをお互い確認、違う患者さんの自宅訪問日の調整、退院を控えて復職希望のある患者さんとの面談...そして支援方法や内容に関する打ち合わせを院内の課長と。
仕事が永遠に終わらない。
帰り道に、歯科医に診療情報提供書の依頼をすることや介護タクシーの手配など未達だったことを思い出し、一人がっかりイライラ(忘れてたな私、と)。
こんな仕事だけど、すごく自由だ。
いい職場だ。私のバカなミスで患者さんが転んでしまってすごく悲しいのだけどそれをせめたりせず、解決策や改善策を一緒に考えてくれる先輩がいる。
仕事の順番もやるべきことも、その抜き差しはある程度自分の力量に任されている。
それゆえに、恐ろしくもある。
そして、朝イチでもっともセンシティブな相談も受けていたのだった。
夕方になると朝のことが何ヶ月も前のことかのように遠く感じる。
毎日が濃い。
自由に働きたいとかフリーランスになりたいとかは、今のところ思わない。自由さっていうのは自分がのびのびと働き、きっちり反省し、反省したことの過ちは二度と繰り返さないこと。そして学びと向上と技術の習得もあること。
そうしたことのトライをさせてくれる環境下で働くこと。
それを考えると全部叶うのが今の職場だ。
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