子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

隣の人を大切に。

週末、子どもたちと久しぶりに銀座に繰り出した。

大好きな銀座。1ヶ月前に行きたかったけど、学校の予定だの、入院だのと9月はとてもじゃないけど行ける状況になかった。本当は行く予定にしてなかったけど、朝イチで予定を終わらせたおかげで時間がたっぷりとあったので、午後からのんびりとお出かけすることにした。

 

文字通りの「銀ぶら」で4丁目交差点をぶらりと歩こうとしたら、あれ?あの後ろ姿見たことあるし超知ってる。なんなら、あのマスクとあの斜めの顔は昨日もばったりお会いした先生ではないか!!!!ということで、こんなところで見かけちゃったよとなんだか見てはいけないものを見た気持ちで2秒くらいだけ眺めて、立ち去った。立ち去ったというか、私は松屋銀座に行きたかったんだよね。

 

先生は奥様を伴って、だけど院内で歩くのとおんなじ姿でふらり〜ふらり〜と歩いていた。

先生よりなお小柄な奥様はほっそりしていて、だけどきっと先生と同じくらいのご年齢かなという雰囲気で後ろからしか見てないけど、それはそれはもう完結していて素敵だった。先生と奥様の間の空気感ていうかね。あれはもう、長年一緒にいる夫婦のそれ。当然にご夫婦なのだからそうなるのだけども。

 

で、普段から紳士で優しくて、忙しくても急がないでゆったりしている先生を見ていたけど、銀座を歩く姿も全く変わってなくて微笑ましい。

先生、表も裏もないんだな、と。

それに、なんだかその姿を見て「大事な人を大切にしている感じ」というのを感じ取り、そんなふうに誰かを大事にすることや大事にされることって、とても貴重だし幸せだし、私もそうありたいなと思った。

 

私はそういうことがうまくいかずに夫と別れたけど、子どもたちとの時間、子どもたちとの空間を大事にしていきたい。

 

先生みたいにのんびりとゆっくりとした時間は流れてないけども、なんだか素敵だった。私ものんびり、ゆっくりと子どもとの時間を過ごしていきたい。

 

仕事でもいい先生で素敵だと思っていたのに、プライベートも奥様を大事にする素敵な感じで、本当、素敵だったわ。

「人として」って歳をとるほどに大事になっていく。

私ももう少し鍛錬が必要だな。