この事件を思うたびに吐き気や胃のむかつきを覚えます。
www3.nhk.or.jp森田ゆりさんもツイートしてましたが、本当にその通りと思います。
報道で知るだけでも、この父親の言動は典型的サイコパスの二つの症状をはっきりと示しています。それは共感性の欠如と自分より弱い者へのあくことなき支配欲求。サイコパスの人が自分の言動を心から悔いて「変わりたい」と思うことはまずないことが、米国の調査からわかっています。
— 森田ゆり (@yuri9morita) 2020年3月6日
以前に講演を聞きに行った時も同様のことをおっしゃっていましたが、彼のように弱い人を(子ども、小動物など力で圧倒的に差がある相手、関係性において差がある相手など)を痛めつけて苦しめることに何の罪悪感も自責の念も持たない人というのは世の中に存在していて、その犠牲になったのだと思うとやりきれない気持ちになります。
きっと同じように苦しんでいる子が今も日本の、世界のどこかにいるのかもしれないです。家が地獄みたいで一番助けて欲しい人が助けてくれなかったり。
つい自分の子どもと重ね合わせて考えてしまうけど、日々の子どもとの関わりの中ではきつく叱ることもあれば堪忍袋の緒が切れそうなこともあります。
でも、子どもに対して抱く感情はそれ以上に、子どもが元気に自由にのびのびと育ってくれることが何よりの願いです。
だから子どもの感情や思考を止めるような関わりはなるべくしたくないし、子どもがいっぱい自己主張するだけそこに成長があるんだろうなと思っています。
好きな人がいたり、好きな音楽があったり、そのことを友達と話したり、一緒に流行りのものを食べたり。
中学生、高校生になった時の娘を考えながら、娘にもたくさんの好きなものを見つけてそれを友達と分かち合っていってくれたらいいなと思っています。
疲れた時、苦しい時、くじけそうな時、音楽や親友は自分のことを支えてくれる大きな存在になるから。
虐待ってそういうことを全部壊して機会を奪って、何なんだろう。
子どもが安心して、安全に生活するって最低限が守られない家って何なんだろうと何度も何度も遣る瀬無い気持ちでいっぱいです。
本当はミスチルも大好きなんだけど、最近、宇多田ヒカルを聴いてて強くそんな風に思いました。
彼女は天才中の天才だよなぁ...
ほとんど年齢の変わらない子が完璧な歌を作ってたしとにかくかっこよかったし今もすごくかっこいい。
宇多田ヒカル - Play A Love Song 2018/11/29
この歌を聴くたびにいつも、娘と息子のことが思い浮かびます。
どんどん、私のことを追い越して二人は二人それぞれの歴史を作っていって欲しいし、二人が好きな色で自分のイメージをどんどん描くように生きて欲しいなと思います。