子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

自分を表す形容詞

自分のことをどんな風に言われたいか?はあまり考えたことがないけど、あまり嬉しく受け取ってない褒め言葉がいくつかある。

  •  可愛い
  • きれい
  • 美人

の類だ。

自認としては可愛いやきれいや美人はもっと違う存在を指す。小さい頃からそうだった。

私に比べたらお姉ちゃんが数倍もかっこいいし、事実友達も多くて男子にもモテてた。

でも大きくなるにつれ、そもそも美醜のふるいわけをさして美も醜もわかってない人が安易に口にして誰かを傷つけたり「勝手に」比較されること自体への違和感が拭えなくて、そんな中知ったのが藤井美穂さんだった。

何かでさっと知った。

その後、朝日新聞のBe欄で特集されててすごく素敵だなって思った。

そんな彼女のTwitterをフォローしているのだけど、毎日のようにブスだの美しくないだのといった無責任かつ「聞いてねぇし」というコメントが跋扈していることに、こっちまで辟易している。

 

この潔さ。

私は彼女は本当に美しいと思う。その美しさは毅然とした強さ、意思、凛とした姿であり、内面から溢れ出る美しさだと思っている。だから今の若さゆえの美しさじゃなくて、きっと歳を重ねても美しいんだろうな。若くしてその美しさを手に入れたこと自体、彼女の苦労や挫折もあったことだろう、それを物語っている...と思ってた。

 

世間はどうもそうは思ってないみたいだけど。

ただ、とは言え「私は美人」と今のところ、私は言い切ることはちょっと難しい。自分の中の「ここが嫌い」は中も外もいくつも思い当たるし、日々それに格闘している感じだから。

 

それに人を褒めるときに外見上のそれを指すような言葉でいうことがすごく下手で苦手た。

それは多分、自分がそういう言葉で褒められたいと思ってないからかもしれない。

言われて嬉しい言葉は

  • 強い
  • 一生懸命だね
  • 真面目

 

あたりかな。真面目かどうかは別として、真面目と評価されること自体、好意的に受け取ってしまう。ま、美しいなんて評される場面はほぼないので日頃なんの問題もないけどもね。

藤井さんのことでも書いたけど、大概が人の美しさで勝負できるのは10代までで20代すぎると趣味嗜好、性格、生き方がどんどん自分の体と表情に刻まれてそれが顔になると思う。だから人のことをああでもないこうでもないと誹謗している人は、生き方、性格がちょっとな...と思ってしまう。

それと同時に、人を褒める言葉は美人かどうかだけじゃない。

だからいろんな言葉で人に対して本音で褒めていきたいと思う。