地味に、じわじわと担当患者さんが増えている。満員御礼すぎるよ。
なぜか(?)当院は急性期から慢性期までほぼ満床状態で、退院患者さんがいても入院患者さんが常にいるから「ベッドが空いてる!困った!」みたいなことにはなってない。
それはすごくいいのだけど、如何せん、忙しくて体が足りない。
でもその中で退院していく人、入院してくる人がいて一人一人の歩いてきた道も時代も環境も異なるから、必要な支えも異なる。
その違いをなるべく丁寧に掬い上げて考えて、どうしようか?と一緒に考える時間がすごく好き。忙しいとか暇とかそれは関係ない。患者さんに「忙しそうだね」と言われてしまい、すごく申し訳ないって思う。
だけど、あなたと向かい合う時間は私にとっては100%なので遠慮なく言ってくださいね!という話をしている(表現はともかくとして)。
でも、正直その後にゆっくり考えたり反芻する時間が足りない。
それに仕事の時間はすっごく熱量を持って取り組んでいるつもりだけど、家に帰れば子どものことで精いっぱい、ていっぱいで患者さんのことは家のことではないのだ。
それでも、人と向き合う仕事をしていて、とても私は自分が幸せだなと思う。
「人のこと」から逃げないことの大切さをかみしめる。
一方で子どもと向き合っているかなと思うと、仕事と比べてそんなにきめ細かに向き合ってないなと思う。言い訳をすれば、仕事みたいに子どもをアセスメントしてたらお互い息が詰まるな〜ってことか。
仕事じゃないから向き合いすぎないでいいし、緩んでいられるのかなと思ったり。
人とのことって逃げちゃダメって自分にいつも言い聞かせるけど、諦めないとかいい意味で期待するって大事だなって思う。