故郷に帰った友人の話
Facebookを眺めていたらちょっと驚く投稿が出てきた。
比較的仲良くしていた友人の旦那さんの投稿だったのだけど、この度(と言ってもだいぶ前)故郷のNZに帰ったという報告だった。
友達は日本で生まれ育っていて娘さんも4月に入学したばかりだったけど、コロナのこともあったし、そこから間も無く移ったのかな。
でもそうすると彼(旦那さん)の投稿と時期が合わないな。
詳細はよくわからないけど、仲良し家族だったしきっと何かあるんだろうな。
そこはいいとして。
彼の決断理由が書かれていたけど、すごく納得させられるものだった。
彼は日本人でありNZ人でもある人だったから2つの文化、故郷があって日本にきたのだろうと思うけど、一言で言えば成熟度が違いすぎるのかもしれない。
私は日本にしか住んだことがなくて日本の教育と文化しか経験してなくて、NZのことはよくわからないけど、自分の子どもの将来を思えば人権意識も歴史認識もきちんと育つ環境で子どもを育てていきたいと思う。
日本国内でも教育として教えている学校はたくさんあるだろうけども、女性が「モノ」扱いされていたり外国人は「悪いことする」みたいな偏見を持つ大人がいたり、そういう社会の中で子どもが影響を受けることのリスクも考えてしまう。
学校で習うことと現実世界のギャップがあるんだろうなと。
最終的に子ども自身の決断にはなるだろうけど、留学や移住が子どもにとって当たり前の選択肢になっていくといいなと思う。
新型コロナがなかったら彼らの決断もなかったかもしれない。
その意味ではこの新型コロナが人の人生に与えた影響は大きい。