子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

生まれ変わったら車の運転を。

大学時代、大病を患って生きるのがやっとだった。大袈裟でなく、親にも「この子の寿命が20歳ならそれも仕方ない」と思わせてしまうほどに心身消耗していた。

そこからの反動というかダメなパターンというか、ものすごくお酒が好きになり、あんまりにも好きだから車の免許は取ってはダメと思って、一番とるべき大学時代に自動車免許を取らずに社会に出てしまった。

同僚が大型バイクに乗る子で、いいなぁとは思ったりもしたけど、免許がないから地方に転勤にされることもないだろうと思ったりしているうちにあっという間に30を目前にしてますます免許から遠ざかっていった。

 

だけど、車を見るのは高校時代からすごく好きで、特にあの頃(90年代半ば)は都内にたくさん外車が走っていた。あの頃に限らず今も走ってるけど、あの頃千葉に住んでいた私には、歩いているだけでベンツもBMもアウディも、えーーロールスロイスも???!!!と興奮しながら道ゆく車を眺めていた。

千葉に戻れば国産車しか見ないし、と。

実家の車もその頃はFordだった気がするけど、今は全然Fordなんて見ないからどこに行ったんだろう。

眺めr雨のはすごく好きだけど、エンジンのこととか機能とか全くわからないし、型のこともわからないけど、マツダトヨタで新車が出るとなんとなく広告はちゃんと見るし、一番好きな国産メーカーはmitsuokaで、外車ならジャガーに乗りたいし、でも一生に一度はロールスロイスとか乗ってみたい。

みたいな、意味のわからない憧れだけを抱いている。免許もないし、そのお金があれば子どもの教育資金に回す、の一択なのだけど。

 

だけど、すごくかっこいいと思うものとか、絶対にいらないけど時間を使ってでも眺めていたいもの、とかが多いほどにストレスから解放されていく気がする。高校の頃は御幸通りとか歩いて、高級ブランドをふぁ〜すごいと思いながら眺めていたけど、今はすっかりなんだかなぁという感じになってしまって(全部じゃないけど)、年も取ったし時代も変わったし、あの頃の刺激や感動は今の銀座にはない。

 

だけどたまには「高級すぎて手に届かない!」って思いながら眺めるだけでぼんやりできちゃう時間や空間て大切だよなぁ。