娘が3歳くらいのときだろうか。漠然と「大きくなったら私の母校に行くかな」と思っていた。
娘の性格やテンポがすごく合う気がするのだ。
今、8歳になりその思いを強くしている。それで改めて募集要項などを眺めていたのだけど、やっぱりすごく向いているなぁと思う。
そして懐かしくて少し涙すら出てしまう(完全に中年になったのだろうと思う)。
制服代はあれこれと高く、そういえば私の制服がのこっているかも...とカビ生えているかもしれないのにワンチャンいけるんじゃないか?など考えてみたり。
残念なのは、女子校だったから息子がいけないこと。
息子も本当は(女の子だったら)入れたいくらい安心できる学校なのだけど、そこは神様の計画ではなかったようなので息子の進路はまた改めて考えないといけない。
今日のこと。
いつも英語教室の日だから、いつもどおりにお家を出たのだけど、どうやら今日は休校日だったらしい。私のチェックミス。
娘が半泣きで私に何十回と電話くれていたのに、気づかないでいた。
そんな私に恨み言一つ言わず、おじいちゃんに電話して落ち着いたのか、こちらがかけたときには「今帰りだよ」とのこと。
そんな健気な感じが、すごく母校の雰囲気にあっている。どちらかと言うと猜疑心強めの小学生だった私がだいぶ性格改善されたのは「心底お人好し」な友人たちに囲まれたあの中高時代があったから。
苦手な人も疎遠な人もいっぱいいるのだけど、そういうぼんやりした人たちは記憶の遠くで、近くにいた友人たちには本当に何度も心あらわれ、救われてきた。
先生にも。
あの頃苦手だった人も、疎遠な人たちも決して苦々しい感じではないし、やっぱりいい学校だった。
受験にはそこまで強くないし、ガツガツしてないけど娘の心の成長にはきっとぴったりだと思う。
貯金頑張ろう。