息子がよく「じゃあ、○○(自分の名前)のことが嫌いなんだね!」といってくることがある。
例えば、きつく叱られた時とか自分の思い通りに事が運ばなかった時とか。
そんな時に「じゃあ、○○くんはママのこと嫌いなの?」と質問してみることが時々ある。あんまりいい質問じゃないし、あまり本気で聞かないようにしているけど、息子から返ってくるこの返事がすごく好きだなって思う。
まあ、という「一応ね」っていう意味合いの言葉に込めた一言の重み。
息子の言葉のセンスが素晴らしいなって思うのは、この辺りの感嘆詞とか助詞とか形容詞とか、物事のそのものというよりそれを取り巻く言葉の使い分けが天才的に上手だから。
そんなに読み聞かせしまくってるとかもなく、むしろ全然読み聞かせてないし、まだ字を読めるわけでもないけど、言葉の言い回しとかすごいなって思う。
親バカなんだろうなと思うけど、毎日毎日「可愛いね」「素敵だよ」「いいね!」って褒めたり励ましたりしているせいか、子どもたちはこの上なく表情が柔らかに育っている。
笑顔がパッとできるって人としてすごく良いのではないか?と大人になってから思う。
私はよく息子に「なんで怒った顔しているの?」と言われてしまうけど、真剣な顔は怒っているように見えたり、考え込んだ顔が怖く見えたりするってすごいよくないなぁと思う。
顔つきって、環境や生き方で変わっていくんだろうと思うから、なるべく笑顔で過ごせるようにしたい。