子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

パラレルワールドか、ここは。

阿部前首相が東京地検に任意の事情聴取を受けるというニュースがネットに載っていた。本人は否定しているようだけど、公設秘書は立件されるとの話もあるし、いよいよ、というか遅いよやっとか、なんだけど兎にも角にも「桜を見る会」の私物化にメスが入る。

 

思えば、第一次安倍政権は「消えた年金」問題で消えた。

その後、民主党政権時代が短命に終わったけど、散々「ねじれ国会」とか言ってバカにしたのはマスコミであり多くの市民。

捻れてナンボと思ってたけど国会がねじれていることに我慢ならなかった人が大勢いたようだ。そもそもあの頃の自民党はまるでヤ○ザ。罵声と怒号と、なんでも反対って感じで国会審議を実りあるする努力を全くしていなかったし与党の足を引っ張ることを生きがいにしていた。

今の野党に文句を言うならあの頃の自民党にも言うべきだろ。

そう思っている。

 

その後、第二次安倍政権では、確かに「株価」は上がったから経済の回復にきっと一定の効果があったような見せかけはできたのだろうと思う。その実、古典的な方法でいわゆるいろんなリソース(国債とか税金とか年金とか)ぶっ込んで株が落ち過ぎないようにしてきた(と何かで読んだ)。

 

ただ、この10年どころか20年、30年と景気良いよねって感じたことはない。

株は高くなっても生活は変わらないし、消費税が上がってむしろ逼迫しているし、そこにきてコロナ。

コロナについて、今だに経済と医療を天秤にかけてどうのこうのという人がいるのも目を剥く。

両方だろ。どっちも大事だろ。

私が政府の側の人間だったら、まずは製薬会社や薬品会社など医療分野、農業などの第一次産業に注力して国力を強くして、そこからかなと思う。

ITとか旅行系の仕事で解雇されたり失業した人たちが次に働ける場所が確保されれば生きていくことはできる。

病院は特殊だからすぐ働けないにしても、今時はITにいた人がオンライン診療の手助けできるとか、きっとニーズはいろいろあるはず。

そういうことに力を入れる。人を動かすなんてハイリスクなことさせる意味が全然わからないし、旅行会社が潰れちゃうじゃないか?って言ったって、例えば最強の設備でオンラインの学会とか講演会とか大学の授業とか、いろんなものを請け負って、人は動かないけど社会は動くって仕組みを作り出していければいいわけで。

 

そもそも感染者を増やす方向に試作すんなよって話だし、ここ数年は病院勤務の自分からしたら、旅行も外食も全く関係なくていったい私はどこを生きてるんだろう?って思ってる間にGo Toなんちゃらが東京で休止となった。