今年、コロナとともに始まった2020年。それもそのはずで、うちの病院はいろんな意味で他院に先駆けてコロナ対策を講じざるを得ない状況に置かれて、手探りの中、どうにかこうにか今日までやってきた。
春、夏、秋を越えて今。
もう真夏でもマスク、どんなに世の中が緩んでも職員は緩むなとgotoなんかそっちのけ。
それで一生懸命に働いて、仕事と家の往復を中心に、友だちと会うのも最小限で座る席もお互いの食べるタイミングも超絶に気を使い、食事以外は絶対マスクで日々過ごしてる。
にもかかわらず、世の中のコロナ陽性は右肩上がりでこれはもう、対策云々を超えてしまったんだということを痛感している。
周りにもきっとコロナだった人がいるのかもしれないし、今も自分がそうじゃないかという不安とともに過ごしている。だけど、とにかくこの先も対策を取り続けるしかないし、これがはや1年にもなるのかという区切りを思うと、疲労感もある。
コロナ疲れなんていうけど、感染したくない、できない、してはいけないっていうプレッシャーがあまりにも強くて思考停止になってしまう。
コロナ1つで人の心も体もかんたんに壊れてしまうし傷んでしまう。
はやく、この感染症がおさまってくれることを切実に願っている。